風俗は女性が働く仕事の中でも特に時給や日給が高いですが、働き手にとってネックとなるのが衛生面の不安です。不特定多数の男性との性的行為に対しそもそも不衛生なイメージがあったり、新設禁止の理由から職場の建物が古いため不潔なイメージを持っている人も多いかもしれません。
さらに、風俗店の求人情報でよく目にする「衛生具着用」という意味がわからないという子もいますよね。
今回の記事では、風俗店の衛生問題に着目して解説していきます。
目次
風俗の店内は不衛生な場所?
どんな人でも自分が働く職場の環境は気になるもの。特に風俗の接客内容的にも衛生面が気になる子も多いと思います。
現在の日本の法律上、風俗経営をする店舗を新しく新設・増設することは禁止されています。確かに外観があまりきれいではないお店もあるかもしれませんが、意外とお店の中身は定期的にリニューアルやリフォームを頻繁にしているため想像よりも良い印象を持つ方は多いです。
また、接客をする部屋をはじめとした男性客が過ごす空間はおもてなしの意味も込めて清掃を徹底しています。男性スタッフや清掃員の方が常に清潔になるようクリーニング作業を行っているので、よっぽど悪質なお店に入店しなければ”汚い場所”ではないでしょう。
風俗求人の”衛生具着”の意味
風俗のお仕事を紹介しているサイトや風俗店のHPにある求人ページを見ていると『衛生具着用』と書かれているのを目にしたことがあると思います。この『衛生具』とはコンドームを意味しているので、直接的な表現をすると『コンドーム着用』という意味になります。
また、ネット上や口語での業界用語(隠語)として同じ意味の「S着」や「S着店」という言葉があります。これらの用語は主にソープランドで用いられているのが特徴です。
衛生具(コンドーム)着用をうたっているお店の内容については別記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
【関連記事】ソープのS着ってどんな意味?見分けかたやメリット・デメリットを解説!
風俗で使う衛生器具とは?
風俗店で使われる衛生具はコンドームのみとは限らず、どの業種でもいくつかの必須アイテムが存在します。
コンドーム
一般的には避妊具として使用されるコンドームはソープランド以外の業種でも使用しています。たとえば、ヘルスなどで素股サービスがある場合や風俗エステでフェラチオが行われる場合などには【性感染症の予防】の目的のため衛生具としてコンドームを着用します。また、アナルへの指入れサービスを行っている業種では直接指を入れる前に指にコンドームを装着させて指サック代わりに使用するなどの工夫もされています。
ボディーソープ
接客をする前に入浴やシャワーがある業界ではボディーソープは必須の衛生アイテム。消臭効果や殺菌効果が期待される柿渋ソープやクリアレックスなどが代表的かつ人気の商品として現場で使用されています。
ボディーソープはお店や派遣先のホテルが用意しているのですが、衛生面を考慮しより安心できる商品を自前で購入し使用している子は多いです。
口腔ケアセット
お口のエチケットはマナーというよりお店での半ルール化されたサービスです。受付後の口臭スプレーや対面後のマウスウォッシュ、入浴時の歯磨きやプレイ前後のイソジンうがいなど衛生面を徹底した作業はどこの風俗店でも実施されています。
半ルール化と言ったように、これらはあくまで強制ではないため女の子が自然な流れでお客さんを誘導してこれらのアイテムを使用しお口のケアをしてもらう必要があります。
風俗で一番衛生的な業種は?
風俗のお仕事選びをする際に希望する条件のひとつとして「できるだけ衛生的な仕事」を挙げる子は多いです。
在籍先に選ぶポイントとして大切なのは
- 店内が衛生的な職場環境か?
- 衛生ケアをするための時間があるコースか?
- 衛生具(コンドーム)着用店か?
- サービス内容に最低でもシャワータイムがあるか?
- 性病検査をしっかり行うお店か?
最低でもこの5つの条件をクリアしている業種・店舗であれば衛生面で劣悪な環境をま逃れることができます。
具体的にはS着の大衆店ソープランド、大衆〜高級ヘルス、メンズエステ店が当てはまります。シャワータイムはないですが接触が比較的少ない手コキのみの風俗エステやオナクラも手をしっかり洗える環境があれば衛生面で問題ないでしょう。
逆に回転率の高い格安店はどの業種も衛生面がルーズになりがちな傾向にあります。そのぶん性感染症のリスクも高まるので、「衛生用具着」の言葉だけで判断しないようにしましょう。
まとめ
風俗店でのお仕事は心理的な抵抗感は人それぞれ違っても、衛生面は働く前から様子を伺うことができます。面接に行った際には「店内の清掃状態はどうか?」「接客時の衛生管理はどうか」という点を意識してチェックしてみるのがおすすめです。