【投稿日 2020/04/10】

風俗嬢にもノルマはあるの?ペナルティの場合は罰金を払う必要がある!

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風俗店のお仕事は”短時間で高収入を得られる簡単なバイト”というイメージがありますが、実際には守らなければいけないお店の規則もあり、場合によっては罰金を支払わなければいけません。

今回は、風俗のノルマや罰金のお話をまとめてみたので、業界デビューを考えている人は参考にしてみてください。

風俗嬢にもノルマもあるの?キャバクラとの違い

接客業やサービス業と言われる職業では”ノルマ”と呼ばれる最低目標のような労働システムを導入しています。

一般の仕事で例えると、携帯電話の販売店であれば「月に◯台のスマホを売る」、保険会社であれば「月に◯本の契約を交わす」など、店舗で決められたノルマをこなさなければいけないというお店側から決められたルールのようなもの。

夜のお仕事の世界であればキャバクラでの”指名本数のノルマ”が広く知られていますが、同じように指名本数を稼いで営業をする風俗店でもノルマは存在するのでしょうか?

風俗店では基本的にノルマはない

ほとんどの風俗店ではお客さんに指名をもらうことで女の子のお給料が変動する完全歩合制の給料形態が主流ですが、基本的にはお店から決められたノルマはありません。

お店によってはランキング形式で女の子の人気度を測るために指名の数で表す場合が多いものの、上位の女の子しか表記されないため指名が取れていない女の子もそこまで心配する必要はありません。

ただし、指名が取れない場合は干されることも。

風俗店にはノルマはありませんが、あまりにも指名が取れない場合は自分にとって不利になることもあります。

というのも、お店のスタッフさんはフリーのお客さんに女の子をオススメする際、指名本数が多い女の子から優先的に勧める傾向があり、指名が少ないほど新規のお客さんを付けてもらえないということも。

風俗のお仕事はお客さんと女の子がマンツーマンで時間を過ごすため、どんなに自分が一生懸命頑張っていると思ってもお店の人は頑張りを直接見ることができず、結果的に指名本数がひとつの頑張りの基準になります。

「最近フリーのお客さんがつくことが少ない…」と感じているなら、もしかしたら指名本数が関係しているかもしれません。

接客スキルを習得するには時間がかかりますが、予約指名が増えるように写メ日記を頑張ったり、パネルでの指名が取れるように宣材写真を新しくしてみると指名に繋がるのでチャレンジしてみてくださいね。

唯一ノルマがあるとすれば「写メ日記」!ただし、強制ではない

風俗の世界では指名本数やサービス面でのノルマはないものの、写メ日記の更新に対してお店の人からお願いされることはあります。

ネット上の情報発信として写メ日記を書くメリットは多く、お店側としても積極的に更新を行うように在籍キャストに呼びかけているお店は多いです。

  • 出勤日常を告知でき、予約指名に繋がる
  • 自撮りの写メや文章を掲載して自己アピールができる
  • 在籍店の宣伝にもなるためお店の集客が自分の集客につながる

強制ではないとはいっても口酸っぱく言われることもあるので面倒くさいと思う子は多いかもしれません。

ですが人気の女の子ほど写メ日記を欠かさず更新したり、GIF動画をアップしてみるなどの他の嬢との差別化をはかっています。

自分の収入をあげるための1番簡単な方法とも言える写メ日記は自分から積極的にアップするのがおすすめです。

風俗嬢への罰金制度は?規則違反にはどんなものがある?

風俗嬢にとってお店から強制されたノルマはありませんが、お店の規則違反をした場合は罰金の支払いを行わなければいけません。

お店によって規則は少しずつ変わりますが、ここではどこのお店でも必ずといっていいほど行われている罰金制度のお話をしてみます。

「遅刻」や「早退」、「無断欠勤」は罰金の対象に!

風俗嬢のお仕事は基本的には自由出勤です。

ただし、一度決めたシフトで出勤できなければ罰金の対象になってしまうこともあります。
特に気をつけておきたいのが「遅刻」「早退」「欠勤」の3つのパターンです。

罰金対象 罰金の支払いを行うパターン 罰金の対象外・減額されるパターン
遅刻 寝坊、スケジュールミス、交通渋滞 電車の遅延、当日欠勤予定をキャンセルしての遅刻出勤
早退 軽い体調不良、(本業などを含めた)個人的な都合 忌引、体調不良、仕事による怪我、
当日欠勤 スケジュールミス、体調不良、無断欠勤 性病の発覚、怪我や事故、忌引

お店によっては「前日の出勤確認までの欠勤申し出は罰金の対象外」「当日の欠勤は理由関係なく罰金あり」など細かく決められています。

また、遅刻や早退などは新人期間のうちは少し多めに見てもらえることもあったりと、在籍店や業種でも変わってくるので入店前に「どの規則違反でいくら払うのか?」という疑問点を事前に確認しておくことが大切です。

基本サービス以外の”過度な接客”も時には罰金対象に

先程指名の本数で給料やお店からの待遇が変わるというお話をしましたが、行き過ぎたサービスも罰金の対象になってしまうこともあります。

  1. サービス時間を大幅に超えてしまう
  2. お店で禁止されている性サービス行為を行う

特にこの2つの規則違反は罰金を支払わなければいけなかったり、常習犯となれば最悪お店をクビになってしまうため注意が必要です。

「風紀」は身近に起こりうる規則違反

みなさんは風俗業界で使われる「風紀」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

これはいわゆる”風俗嬢とお店のスタッフの恋愛”のことを指す業界用語で、お店のルールとして固く禁じられています。

こちらは罰金を支払う制度はないものの、発覚し次第どちらかがクビを宣告されてしまうため気をつけておきたい規則です。

どうしてもボーイさんを好きになったら?

職場内恋愛禁止と言われても好きになってしまう感情はどうしても止められませんよね。

もしもボーイさんや店長さんと恋愛に発展してしまったら、どちらか一方がお店を移転するという方法で解雇をまのがれることができます。

別々のお店に勤務してしまえば自由に恋愛をすることができるので、相手と話し合ってどちらかが在籍のお店を変えるという形で恋愛と仕事をうまく両立させてみましょう。

【関連記事】風俗嬢の恋愛|彼氏や旦那が元客?!結婚できない?!後悔したくない子は必見

「直引き」はどの業種でもアウト

お店を介さずにお客さんと直接会う「直引き」行為は料金が発生している・いないに関わらずどの業種でも禁止されています。

直引き行為による違反金の具体的な金額として、女の子が通常と通り出勤してお店に発生していたであろう売上の金額は確実に支払わなければいけません。

もしも直引きをしているのがお店にバレてしまった場合、お店を通さずに密会していたお客さんにも非が問われる場合もありますが、状況によっては女の子も罰金を支払うことになるので直引き行為を誘われても絶対に断りましょう。

ただし、お店を介しての「店外」はOK

「店外」という言葉もネガティブなイメージがつきものですが、お店を通してお客さんと外で会う場合はルール違反にならず、もちろん罰金を支払う必要はありません。

店外を行う場合は「最低◯分以上のコースから」というふうにお店によって決められているので、店外を希望するお客さんには必要最低限の時間分の金額をお店に支払ってもらうことになります。

ただ、店外自体が女の子にとってメリットとデメリットの両方を兼ね揃えた行為なので、お店以外の場所でお客さんに会いたくないという子はお店にNGを出して代わりに断ってもらうほうが無難です。

まとめ

風俗業界はキャバクラとは違いノルマはないものの、写メ日記の更新は積極的に行うように言われる場合が多いようです。

また、基本的なお店の規則を違反した場合は罰金を支払わなければいけないので、入店前にどのようなルールがあるのかをしっかり確認しておきましょう。