風俗業界には個性豊かなオプションやサービス内容が豊富ですが、業界歴の長い嬢でもその内容を誤認しているケースもあります。その代表格が今回のテーマでもある『AF(アナルファック)プレイ』。
業界も長くなると「AFプレイは痛い」「アナルファックはSM嬢向け」「お尻の穴が緩くなりそう」など知識はあれど、実際に詳しくAFプレイを語れる嬢は希少です。
この記事を読めば
- 風俗店におけるAF(アナルファック)プレイの定義
- お尻の穴の痛み具合や実線でのAFプレイのやり方
- AFプレイをする時に気をつけるべきこと
など、オプションや専門店で行われているAFプレイの中身が分かります。どれも目からうろこの情報が盛りだくさんですよ!
目次
AFプレイとは
まず初めにお伝えしたいのが、AFプレイ=”アナルファックする”という固定概念を取り払ってほしいということです。確かにAFプレイはお尻の穴を使ってプレイをするものなのですが、みなさんがイメージする”男性器を膣の代わりにお尻の穴に入れる”という行為だけを指す言葉ではありません。
風俗店で実際に行われているAFたちの一例を挙げてみると
- 指や舌をアナルにいれる
- ローターやバイブなどの大人の玩具をアナルに入れる
- 浣腸やローションなどの液体物をアナルに入れる
などなど、一般イメージの”お尻に性器”という概念の枠を超えたプレイを総称してAFプレイと呼んでいます。簡単にいえば、プレイの中でお尻の穴を使った時点で『AF』と表現するのが風俗業界です。
AFはされる側もする側も指す
ここまで読めばAFプレイの定義が理解できたと思いますが、対象者も重要なポイントとなってきます。
AFプレイは「される側」と「する側」で抵抗感も分かれますし、仕事としてできる範囲も変わってきますよね。AFが好きなお客さんには、「女の子のお尻の穴に入れたい」というS体質な男性と、「自分の性感帯がお尻の穴」というM体質の男性、もしくはその両方を好む方もいます。
お店のHPに掲載されているAF表記は「女の子のお尻の穴に入れてもOK」という意味で記載している場合が一般的です。集客用の写メ日記やtwitterで「AFプレイ」に関して書き込むと、お客さんからはアナルファックができると認識されることもあるので気をつけましょう。
AFプレイは痛い?

お客さんから無理やり指をグリグリ入れられそうになったり、亀頭をゴリゴリ当てられて怖い思いをした女性も多いと思います。それだけでも痛いのに、AFともなれば”地獄のような痛み”なのではないかと心配する声も挙がりそうですが、結論をいうと「慣れてくるとほとんど痛くはない」といえるでしょう。
考えてみてください。お尻の穴は元々排泄物を出すためのものですが、人間のウンチって割と立派なサイズも出てきてしまうものですよね。(すんなり出るかは別の話ですが…)
毎日ではないにせよ、少なくとも自分の年齢の年数は伸縮させるという経験を積んではいるので、体調が整い無理なサイズでもない限り入れるという行為も出来なくはないのです。(実際にするかどうかもまた別の話ですが…)
ではなぜ痛みを感じるかというと、答えは簡単で
- 心の準備が出来ていない
- 身体の準備が出来ていない
- 入れることになれていない
大体のケースはこの3つのパターンに分けられます。心の準備はもちろん「AFプレイを受け入れられるか?」という気持ち的な問題がファーストステップ。身体の準備も、きちんとした知識と正しい順序がカギとなってきます。
3つ目に関しては、運動に慣れていない人がいきなりスポーツを始めると故障してしまうのと同じで、無理をすれば長引く痛みや痔などの不調やトラウマが残ってしまいます。
アナルプレイ前の準備や流れ

ここからは、AFプレイをする心の準備ができたことを前提にした具体的な準備や手順を解説していきます。
実践をするかどうかは別ですが知識として知っておくこともできますし、お客さんへ「AFプレイNG」を出す時の論破に使えるかもしれません。(笑)
アナルをキレイにする
AFプレイをする大前提として「キレイにしときたい」という心情が働きますが、実際にどのように洗浄するかを知らないという方も多いのではないでしょうか。
お尻の穴を洗うこと自体は表面であれば普段通りお風呂の洗い場で洗うことはできますし、トイレのウォシュレットでも洗えます。ニオイが気になる時はデリケートゾーン用のボディーソープを利用して洗浄しましょう。
さらに、アナルに何かを入れることが前提ですので、中の汚れもキレイにしたいものですよね。そこでも活躍するのがビデやウォシュレットです。トイレであれば万がいち”中身”が出てしまっても問題はないので、できるだけ脱力した状態で穴の入口の少し内側まで水を当ててみます。
慣れてくればシャワーのお湯でも洗えるようになってきますし、上級者になってくるとボディーソープを使い指を少し中に入れて内側を洗浄することもできます。
お尻の穴はよくほぐす
アナルは直腸との出入り口なので、内側は非常に傷つきやすくなっています。穴の周りをほぐす時にはワセリンやローション、低アレルギー性のオイルやクリームを使ってマッサージをしてみましょう。
強く押さえたり無理に指を入れなくても大丈夫。穴を閉じる際に使われる肛門周りの筋肉を撫でるようにマッサージを行うのがコツです。
無理をせずに慣らしながら入れてみる
アナルが十分にほぐれたら、リラックスした状態で”入れる”練習をしてみましょう。
初心者が最初から太さのあるものを入れるのは怪我の元にもなるので、はじめは綿棒などの細く清潔なものからチャレンジしてみるのがおすすめです。入れる際には痛みが出ないように潤滑剤代わりのローションやワセリンをたっぷり加えると入りやすいです。
綿棒に慣れてきたら、小指の先っぽ、第一関節まで、指が入るまでという具合にレベルを挙げていきます。指やアナル用のバイブなどを入れる際には事前にしっかりと洗い、コンドームを装着して雑菌をいれないように気をつけましょう。
アナル拡張!AFをするとお尻の穴は緩くなる?

AFプレイのマイナスなイメージのひとつとして「肛門が緩くなる」という噂もありますよね。緩くなったことによって穴が広がってしまったり、その結果うんちやオナラがふとした拍子に出てくる…なんてことも心配ですよね。
結論からいうと、無理なAFプレイを続けていればお尻の穴も緩くなってしまいます。
肛門は排泄をする際に括約筋と呼ばれる筋肉を伸縮することでお尻の穴を開閉しているのですが、AFプレイによって乱暴に扱うと筋肉がダメージを受けてしまうのです。また、頻繁にAFプレイをしていても、ダメージが蓄積されて段々と本来の機能を十分に発揮できなくなってしまいます。
括約筋が弱まりはじめ、伸縮のコントロール機能が上手に働かなくなると
- 便やオナラが勝手にでてしまう(便失禁)
- 便意を催しやすくなる
- くしゃみや咳で便やガス(おなら)が漏れてしまう
など日常生活にも支障が出るだけでなく、重度になれば薬を用いた治療や手術も必要となってしまうほど事は深刻です。
ただ、括約筋はお尻の穴に力を入れて鍛える方法もあるので、AFプレイのやり方や頻度に気をつけ定期的な筋トレをすることでユルユルになるのを対策することができます。
AFプレイのオプションバックは?
AFプレイを専門としているお店でなければ、お客さんは女性にオプション料金を支払って受け身のAFプレイをお願いすることになります。この時に女の子が貰えるお給料には、基本のプレイ(時間)にかかる料金に加えてAFプレイオプション料金の分のバックも加算されます。
日本の風俗店ではAFプレイに対応できる女性も限られていますし、ましてやアナル専用のバイブや男性のアソコのサイズを受け入れることができる女性も多くはありません。お店によっては1万円前後のバックを握らせてくれるケースも多く、オプションのルールも厳しい条件を付けている所もたくさんあります。
「女の子が持参した玩具のみOK」「サイズの大きいお客さんはNG」など勤務先のお店に独自ルールがあるので、バックの金額と合わせて確認しておくと安心です。
AFプレイで気を付けるべき5つのこと

AFプレイにはデメリットはありますが、自分の収入アップに繋がるのであればチャレンジしてみたいと思った女性もいるのではないでしょうか。
そこでここからは、もしもお店でAFプレイを行うなら気をつけて欲しい5つのポイントをお伝えします。AFプレイNGを解禁する前にぜひ参考にしてみてくださいね!
絶対に無理しない
AFプレイは上級者であっても時には危険も伴う上級者向けのプレイです。初心者のうちはもちろん、慣れてきても絶対に無理をしないようにしましょう。
風俗でのお仕事は身体が資本。故障は引退に繋がるだけでなく怪我や一生付き合う職業病にもなりかねません。無理しない範囲でのサービスが仕事をストレスなく続けるコツです。
腸内環境を整えておく
お尻の穴を使うということは排泄物を作るための腸内環境にも影響が及びます。便秘や下痢気味など腸内環境が悪いとプレイ自体は難しくなりますし、排泄時に肛門に負荷がかかるため自己管理が必要です。
便秘や下痢はストレスや食生活の悪化が原因で起こりやすくなるので、「適度な運動」「バランスのとれた食事」が第一目標。特にいい状態の便を作るために必要な「水分」と「食物繊維」はしっかりと摂り、腸内環境を整える乳酸菌の餌となる発酵食品を取り入れるように心がけましょう。
慢性的な下痢や便秘は身体の冷えが原因のケースもあるので、身体を冷やさないことはもちろん、適度に運動や筋トレをして基礎体温を高めるのもおすすめです。
コンドームと潤滑剤は惜しまず使う
AFプレイには欠かせないのが怪我と病気を予防してくれる「コンドーム」と「潤滑剤」です。性病を予防するコンドームは指や大人のおもちゃに装着することで衛生的なプレイを行うことができます。
また、ローションやワセリンなどの潤滑ゼリーの役割を果たすアイテムもたくさん使うことで、痛みを軽減させると同時に肛門や直腸に傷ができることも防いでくれます。実費のかかるアイテムはコストもかかりますが、バックが高いというメリットもあるので惜しまずに購入しておきましょう。
痔にならないよう対策する
アナルは直腸と繋がっているため刺激に弱く、少しでも無理をすれば「切れ痔」や「いぼ痔」になりかねません。
仕事やオプションの注文が入ったら先ほど紹介した肛門周りのストレッチを念入りに行い、無理をせずとも穴が広がりやすい状態に準備をすることもお仕事のひとつ。また、プレイ後もお尻の穴を十分に休憩させるためにも
- できるだけしばらくは椅子に座らない
- クッションを利用して負担を減らす
- 辛い物や香辛料などの刺激物を摂らない
日常でついついやりがちな行動を気を付けるだけで痔を予防することにもつながります。
性感染症に気を付ける
AFプレイでコンドームを装着することも大切ですが、普段のプレイから性感染症に気をつけることも大切な自己管理。AFプレイはお尻の穴に小さな細かい傷を作ってしまったり、洗いすぎなどによって常在菌のバランスが失われて抵抗力が落ちてしまうこともあります。
膣で性病検査に引っかかってしまった時はお尻の穴も
- クラミジア(肛門周辺)
- 尖圭コンジローマ
- 梅毒
などの性病にかかってしまっていることもあるので、該当箇所に痛みや痒み、見た目の変化がなくても念のために婦人科で検査をしてもらうようにしましょう。
まとめ
AFプレイはバック率が高いのに対応可能な嬢が多くはありません。気持ち的な問題は個人に任せられますが、しっかりと肛門の準備をして徐々に慣れればチャレンジすることもでき、ほかの嬢との差を生み出すこともできます。
指入れや細めのバイブからなら初心者でもプレイはできるので、病気や怪我に気をつけ正しい知識を身に着けてからオプションに追加しましょう。
