スライド制という制度を聞いたことはありますか?キャバクラやラウンジなど水商売出身の方には耳なじみのある給料システムかもしれません。
水商売のスライド制は本指名のリピーター数で時給やドリンクバックなど給料のバックがUPするシステムです。反対に一律の時給やドリンクバックで働くことを固定性といいます。
風俗業界にもスライドバック制や固定制はあるのでしょうか?また、どちらがお得でどちらが損をするのでしょうか?さっそく検証していきたいと思います。
目次
風俗のスライド制とは
風俗業界にも水商売と同じくスライド制は存在します。ただし風俗は時給ではなくお客さんの売り上げから報酬を分配するシステムなので水商売のスライド制度とは少し違いがあります。
本指名などリピーター数でバック率・指名料が変動
風俗業界のスライド制は本指名などリピーター数を中心にバック率・指名料が変動します。水商売と違うのはスライド制において本指名数だけではなく
- 一か月の出勤日数
- 一日の最低出勤時間
- 一か月の写メ日記の投稿数
- プロフィール写真の顔出しの有無
などいろんな要素が加味されるといった点です。総合的に判断されバック率や指名バックのランクなどが変動します。
バック率で換算すると65%~70%超えも…
一般的なヘルス店のバック率は55%前後といわれています。しかし、スライド制で売上をどんどん伸ばしていく女の子はバック率だけで65%~70%といった高バックでお店側と取り決めをしていることも珍しくありません。
ただし、業種やお店の内容で変動の比率や内容は全く違います。ソープランドはスライドバック制を採用しているお店が少なく、反対にデリヘルや箱ヘルはスライドバック制を採用しているお店が多い傾向にあります。
風俗の固定制とは?
風俗の固定制はお給料のバック率は一律でリピーターの売上げなどであまり変化しない給料システムを指します。実質的には固定制のお店でもナンバーに格付けされているキャストには「雑費なし」「送迎代が無料」など細かなポイントで優遇されていることはあります。
風俗の固定制の特徴としてリピーター数や、諸条件に関係なくバック率や本指名料が一定ということが大きな点です。老舗店など古くからのお店でよく採用されている方式です。
スライドバック制との大きな違いは、売れている売れてないに関わらず基礎的なバックのボーダーラインがしっかりしていることが挙げられます。ソープランドやちょんの間・新地などは固定制が採用されていることがほとんどです。
風俗のスライドバックはどんな人に向いている?
風俗のスライドバック制と固定制は一長一短があります。まずはスライドバック制はどのような人に向いているのでしょうか?
リピーターがすでに多い人向き
すでに人気があり、リピーターを持っている人はスライドバック制が向いています。風俗は人気が人気を呼ぶ業界です。
リピーターが入りにくくなるとさらに集客効果が上がりやすい…という並んでいるラーメン屋になぜか並んでしまうような現象が起きることは多々あります。
リピーターが一定数いる方はスライドバック制を考えてみてもいいでしょう。
成果に応じた対価や評価を大切にしたい人向け
「一生懸命お客さんを呼んでいるのに」「きちんと本指名を返しているのに」など成果に応じた対価や評価を大切にしたい人はスライドバック制が向いています。
良くも悪くもスライドバック制は成績をもとにお給料内容が決定するので成果主義といえます。自分の成果をきちんと評価してもらいたい!そういった方はスライドバック制がおすすめです。
天下を取りたい上昇志向者はスライドバック制
大手の風俗情報サイトの認定されているランカーや、風俗誌で有名な女の子は必ずと言っていいほどスライドバック制で働いています。
容姿を維持し続ける美容代やヘアメイク代にもしっかりとお金をかけているからこそ、天下を取れる影の努力の賜物ともいえるでしょう。
「風俗で天下を取りたい」「風俗嬢としてインフルエンサーになりたい!」など上昇志向の女の子はスライドバック制にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
風俗の固定制はどんな人に向いている?
ハイリスクハイリターンのスライドバック制に比べるとローリスクローリターンな固定制。固定制はどんな人に向けるのでしょうか?
安定志向者は固定制
風俗で働くのは体の調子やメンタルバランスを保たないと本末転倒になってしまいます。
「頑張らないと」「もっと稼がないと」 といった上昇志向も大切ですが、 継続こそ力なりということわざどおり無理なく安定して稼ぐこともまた大切ではないでしょうか。
固定制は人気の有無に関わらずある程度の給料バックや指名バックが保証されるシステム。じっくりとお客さんを掴んでいきたい…そういった安定思考のあなたは固定性が向いているといえるでしょう。
容姿よりも中身で勝負な人向け
現代社会においては、優しさやつつましさといったスタンスが減少してきています。反対に風俗業界にお金を払って柔らかな雰囲気の理想を追い求めてる人は増加しています。
つまり、容姿よりも「お客さんの愚痴を聞いてあげる」「お客さんを優しく包んであげる」ような会話重視の接客需要が高まっているということです。
しかし、中身重視の人はなかなか人気に火がつきにくいのも事実。ゆっくりとお客さんと向き合っていけるようなタイプは固定制で人気を出してからスライドバックに切り替えるのもおすすめです。
まとめ:風俗の【スライドバック制VS固定制】どっちがお得でどっちが損?
では、風俗のスライドバック制と固定制のどっちがお得でどちらが損なのでしょうか?まとめてみると
固定制はローリスクローリターンな大器晩成(たいきばんせい)型
- 安定重視
- 容姿よりも中身で勝負したい人
- フリーのお客さんを獲得していきたい人
スライドバック制はハイリスクハイリターンな栴檀双葉(せんだんのふたば)型
- 完全成果主義
- 天下を取りたい上昇志向向け
- 既にリピーターがたくさんいる人
どちらが損でどちらが得ということはなく自分の状況に合わせることで働きやすい環境を手に入れる近道になるでしょう。
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