夜のお仕事につきものの「営業メール」。
お客さんを呼び込むための営業メールはキャバクラ嬢が行っているイメージが強いですよね。
しかし実際には現役の嬢たちもリピート客を手放さないために行っていることもあります。
LINEのIDや電話番号などの連絡先交換にネガティブなイメージを持つ女の子も多いと思いますが、風俗ならではの「姫予約」と呼ばれる制度を知っているとまた違った印象をうけるかもしれません。
そこで今回は、予約が埋まる風俗嬢が行っている姫予約のお話や、そもそも連絡先交換をするメリットはあるのかというお話をしようと思います。
目次
風俗嬢の”姫予約制度”ってなに?

お客さんが特定の風俗嬢と遊びたいと思った時に、お店に電話をかけて予約を取るのが一般的な方法です。
一方で「姫予約」と呼ばれる予約方法は女の子が事前にお客さんを話し合い次に合う日を決め、女の子がお客さんの代わりにお店に予約を入れる方法です。
姫予約はお客さんと風俗嬢の双方にメリットがある予約方法で、お客さんは予約をする手間が省け、女の子としては本指名のお客さんを優先的に予約枠に入れることができるので非常に便利なシステムといえます。
本指名のお客からすれば、お気に入りの女の子が自分のために予約を取ってくれるのは鼻が高い事ですし、何より特別感がより信頼性を築いてくれるため長い付き合いのお客さんになってくれることも多いです。
ほとんどのお店で姫予約システムを行っているので、自分の出勤日とお客さんのスケジュールはを把握し、また来てもらいたいというお客さんに提案してみるのがおすすめです。
姫予約は信用できる本指名客のみ受けよう
ただし姫予約を行う相手は慎重に選ぶ必要があります。
というのも、女の子がお客さんの代わりに姫予約を入れるということは相手がお店に来る前提で成り立つシステムなので、まんがいちいお客さんが当日キャンセルをすると自分自身の信用を失うことにもなりかねません。
また、自分にとって楽なお客さんを優先的に予約を入れることができるという点では、ある程度お客さんを選りすぐることができるため「今日はどんなお客さんが来るのだろう」という不安に悩まされることもなくなり、姫予約で出勤時間内の予約枠埋まれば精神的にも安心感を得ることができます。
姫予約は全てのリピート客に行う必要もないので、自分の信頼のおける本指名のお客さんのみ受け付けるようにしましょう。
風俗嬢でもLineや電話番号はお客さんに教えるべき?

姫予約は相手と自分のスケジュールの都合を合わせて予約を取るため、相手との連絡はほとんど必須と言っても過言ではありません。
ただ、いくら信頼できるお客さんだからといってLINEのIDや電話番号を教えることにデメリットはないのでしょうか。
本指名の男性客とLINEをするデメリット
いくら信頼できる本指名のお客さんだからといってLINEなどの連絡ツールで直接やり取りをすると万が一のトラブルが起きてもお店の人が仲裁に入ることはほとんどありません。
お店を介さず連絡を取り合うのはルール違反にはなりませんが、完全に自己責任になるため慎重になる必要があります。
ただ、良いお客さんほど日頃から連絡を取り合おうとせず、予約を入れたいときのみ連絡をくれる人は多いので、連絡先を交換する前に普段からLINEを求めてくるお客さんかどうかを十分に見極めて教えることが大切です。
本指名の男性客とLINEをするメリット
一方で、本指名のお客さんへお礼のメッセージや姫予約の手配などの連絡を取り合うことはやはり自分の売上に繋がるため仕事として取り入れるメリットは大きいと言えるでしょう。
また、連絡先を交換することでいざ別のお店に移籍したときにもお客さんを引っ張りやすく、自分にとって長い付き合いのお客さんを着々と増やしていくこともできます。
何より、予約が埋まる人気な女の子はどこへ行っても人気が出るようにリピーターとは連絡口用にLINEやカカオトークなどのメッセージアプリアカウントを設けているというパターンが多いのは事実です。
お客さんに電話番号を教えるメリットは殆どない

ただし、電話番号交換のメリットはほとんどゼロと言えます。
最近のメッセージアプリは電話番号がなくても連絡が交換できるのに、必要以上に電話番号にこだわって番号を聞き出そうとするお客さんは”姫予約”が目的ではなく”暇つぶし”や”下心”が目的の場合が大半です。
電話番号は一度教えるとトラブルが起きても対処しづらいので、そもそも最初から教えないのがポイントと言えます。
風俗嬢たちがやってる連絡先交換の安全対策法

風俗店でお仕事をしていると、どうしてもお客さんから連絡先を聞かれることは多いのです。
自分にとって良いお客さんであれば姫予約が行えるためメリットが大きい反面、やはりプライベートであまりお客さんと関わりたくないというのがほとんどの女の子の本音でしょう。
なるべく安全に連絡先を交換するための対策法はどういったものがあるのでしょうか。
仕事専用にサブの携帯電話を準備する
一般的な会社員でも仕事とプライベートのスマホを使い分けるように、風俗のお仕事でもサブの携帯電話を持つのが理想的です。
2台目のスマホを持つとなると契約や支払いなどが面倒にも感じますが、姫予約を行ったりリピーターの集客を考えると十分にペイできる労力と金額とも言えます。
無理に連絡先を交換する必要はないので全ての女の子に当てはまることではありませんが、もしもお客さんと連絡を取って稼ぎにつなげたいと考えているのであればサブケータイは必須アイテム。
最近ではSIMフリーの格安スマホなども多く普及されているので、手間がかからずLINEアプリが使えるLINEモバイルとの契約を行ったり、1番安いプランのプロバイダを探してカカオトークなどの別のメッセージアプリで連絡を取り合うなど工夫をしてみましょう。
信用できない人とは連絡先交換を上手に断ろう

「連絡先を教えて」というお客さんほど女の子にとってはデメリットの多いお客さんでしかありません。
特にしつこく聞いてくるお客さんには「お店から禁止されている」というふうにキッパリと断るのがおすすめです。(実際に連絡先交換禁止のお店もあります)
例えお客さんからチップをその場で差し出されても後々の面倒の方が高くつくので、チップを突き返してでも丁重に断りましょう。
「そんなことをしたら次に来てくれないかも…」「その場の雰囲気が悪くなりそう…」という不安ももちろん分かりますが、しつこく連絡先を聞くお客さんほどリピートしてきたところで要求ばかりされるためメリットはほとんどありません。
無理に連絡先を交換せずとも写メ日記を更新するなどで集客は十分に見込めます。
配慮のないお客さんにはあまり気を使いすぎることもないので、安心してくださいね。
自分にとっての”良客”にしか連絡先は教えない
風俗業界において「連絡が取れる女の子は人気が出やすい」というのは迷信で、必ずしも人気嬢が全てのお客さんと連絡を取り合っているわけではありません。
自分から連絡先交換を提案するときは、自分にとっての”良客”のみにとどめ、どんなに頻繁に来るお客さんであっても信用できないと思ったら連絡先を教えないのが理想です。
男性客の殆どは風俗嬢の連絡先を知った途端にお店に来なくなったり、いわゆる”天蓋”と呼ばれるお店の外で店外デートをするように誘ってくる人たちが大半です。
そもそも”デキるお客さん”は自分からは絶対に連絡先を女の子に聞こうとはしてきません。
稼ぐことを目的としてLINEなどのIDを教えるのではなく、できるだけ楽な状態で稼がせてくれるお客さんのみにIDを教えるようにするのがコツです。
自分からは営業をかけない

いざ連絡先交換をしてLINEなどのやり取りが始まった場合、なるべく自分からは最小限の連絡のみ行うのが上手なやり取りのポイント。
実際、風俗に遊びに来るお客さんは既婚者の場合も多く、過度に連絡を取りたくないと思っている男性もいます。(そういうお客さんほどまさに”良客”が多いようです。)
なるべく自分から声をかける事は避け、タイムラインの投稿などもお客さん同士の身バレ
にも繋がるので投稿を控えましょう。
連絡が必要なタイミングとしては、
- シフト提出でお互いのスケジュールを合わせたい時
- 自分のシフトが確定して出勤日を伝える時
- 姫予約の前後の確認とお礼の連絡をする時
- 新しく別のお店に移転が決まった時
- 風俗のお仕事を辞めるときのお礼の連絡をする時
大半はこの5つのタイミングにのみメッセージを送ることになります。
1人のお客さんにそれほど手間がかかる訳ではないので、筆不精の女の子にとっても苦ではないのではないでしょうか。
極力連絡を最小限にしたい子は、シフトが確定した時に報告をしたついでに相手のスケジュールを聞くと数回のやりとりで姫予約が完了しますよ!
まとめ

風俗嬢にとってメリットでもある姫予約にはLINE交換やカカオトークなどの連絡先交換は便利な反面、お客さんとのトラブルにも繋がるためお客さん全員と無理に行う必要もありません。
自分のプライベートを守りながらも上手に姫予約を利用できるように、信頼できる良いお客さんのみと連絡先を交換するようにしましょう。
