テレビや雑誌の紹介で爆発的に拡散されていった高収入バイトのメンズエステ。
最近はSNSや掲示板などで情報も簡単にシェアできるようになったわけですが、「メンズエステはエロ客ばかりで断るのがしんどい!」「メンエスの客層はクソ!」といった内容の投稿をよく見かけるような気はしませんか?
確かにメンズエステは風俗では無いものの、「セクシーなワンピース系の衣装を着用してのマッサージ」「密室空間に男女二人きり」など、なんだか危険そうな匂いがしますよね。
実際のところ働いていてみてエロ客というのは来店するのでしょうか?
この記事では、実際に関東や関西のメンズエステで3年働いていた元セラピストの編集者が、
- メンズエステの客層について
- 地域性によるお客さんの違い
- エロ客の対策方法
といったメンズエステの客層について解説していきたいとおもいます!
目次
メンズエステの客層ってどんなの?オジサンばかり?
メンズエステの客層と聞いて頭に浮かぶのは「メンエスってエロいオジサンばかり来るんじゃない?」という単刀直入な疑問ではないでしょうか?少なくとも私が働く前は、メンズエステは「客層はハゲたオッサン!」と勝手に紐付けしていました。勝手な妄想が完全に一人歩きしていたようです。
メンエスの客層は【30代~40代】が中心だった
メンズエステの客層で最も遭遇するお客さんの年代は【30代~40代】でした。仕事の疲れが、肉体的にも精神的にも負担が「グン」と増える年代だそうで、「メンエス初心者なのでよろしく!」といったメンエスに来るのが初めてのお客さんも珍しくありません。
マッサージだけなら本格的なあん摩や整体に行けばいいので、あくまでリラクゼーションを目的としているといった方が利用者の大半なようです。
キャバクラやガールズバーに飽きて、「マンツーマンで癒やされたい!」といったお客さんも。普通に口説いてきたり、LINEを聞き出そうとするお客さんも中にはいますので、割り切って対応するように心がけたら良いと思いますよ!
サラリーマンが圧倒的に多い
お客さんの職業別で見てみると、やはりサラリーマンなどの一般層に当たることが多いですね。というのも、メンズエステは風俗街だけではなく、オフィス街のど真ん中のワンルームマンションで営業していたりするので、会社帰りや営業マンのサボりの場としても活躍しています。恵比寿や新橋といった本当に普段歩いている街角にもあるくらいですからね。
既婚者なんかは、「風俗街はなかなか歩けない!」といった方もいるようで、気軽に住民に紛れて利用できるマンションタイプのメンズエステは非常に人気が高いです。
マンションメンズエステは女性自体も抵抗なく働きやすい環境で、メンエス業界では業績がどんどん拡大しているジャンルといわれています。
詳細は「メンズエステ|マンション・店舗・派遣どれで働く?」で業務の違いなども説明してますので気になる方はチェックしてくださいね。
芸人や芸能人が通っているお店もある
そもそも、メンズエステがじわじわと流行するキッカケを作ったのは芸人さんの口コミと言われています。テレビ番組なんかで「五反田のメンエスに…」なんて話題が何度も上がり興味を持った一般層に浸透していき流行にいたったようですね。
さすがに、一般メンズエステに芸能人が来客することは今はほとんどないようですが、少し高めのプライベートメンズエステなどにお忍びで足繁く通っている芸能人・芸人さんも数人いるようです。富裕層が住んでいる地域もメンズエステはあり、寿退社されたセラピストさんも見たことありますよ。
メンズエステのエリア別における客層の特徴
メンズエステとひとことにいっても業態や違いがあり、客層も変わってくるというのが何となく掴めて貰えたと思います。
地域によってもお客さんの違いがあるので、働く前に確認しておくと良いでしょう!
ビジネス街のお客さんの特徴
まず、どういったエリアにメンズエステがあるのか?といった事を認識しているといいでしょう。いわゆる、風俗街とは離れた場所にある都内のスポットとしては
- 品川・赤坂
- 新橋・日本橋
- 中目黒・恵比寿
- 神田・秋葉原
といったエリアがあります。ビジネス街の利用者は日中の入店も多く、純粋にリラクゼーションを求めているお客さんや、マンツーマンの昼キャバ的な要素で使う人もいますね。
夕方くらいまではお酒が入っている人が少ないので、比較的に初心者のセラピストにも向いています。
ただし、繁華街に比べて収入が低かったり、単価が安かったりというデメリットはあります。
繁華街のお客さんの特徴
メンズエステといえど、風俗街や繁華街近くに隣接しているエリアもあります。代表的なエリアとして都内だと、
- 五反田
- 渋谷
- 池袋
- 新宿
といった地域があがるかと思います。風俗街といっても実際にはエリアから少し離れたところで運営しているお店もあります。繁華街はやはり夜の利用者が圧倒的に多く、飲み帰りのお客さんや団体での利用者も少なくありません。
単価が高く、財布の紐も緩いため、オフィス街より稼ぎやすい傾向にありますが、「ワンチャンあるのでは?」といったエロ客も同時に増えると考えておいた方がいいでしょう。
メンズエステの客層は風俗とはどう違うの?
業種的にはキャバクラや、ガールズーの方が近いはずなのに、風俗とメンズエステは一括りに見られることが多いですよね。これは個室空間か、オープンな空間かの選択肢で判断されているようです。風俗のお客さんとメンズエステのお客さんの違いは何でしょうか?
風俗の客層が考えること
風俗の客層が考えるゴール地点は「本番行為」です。デリヘルだろうがオナクラだろうが「本番しようよ!」という誘い文句をいかに上手に断るか?といったところが風俗嬢の最大の腕の見せどころですよね。
ゴールは本番ですが射精に導くと、どうでもよくなるお客さんがほとんど。会話術だけでなく、あらゆるヌキの技術で回避することも可能です。
また、直引き裏引きで「タダでエッチしたい!」という下心があり連絡先を聞いてくるお客さんもいるようです。
メンエスの客層が考えること
メンズエステのお客さんが考えることはただ一つです。「ワンちゃんあればいいのにな!」の一言に冥利尽きます。風俗の目的と違い、目標が明確化されていないのでしつこいお客さんはそこまで多くありません。
ただし、「過去にメンズエステで抜いてもらった経験がある人」というのは目的が明確化しているので風俗客くらい粘着することもあります。
また、ワンちゃん狙いなので呪文かなと思うほどに、「エッチしない?」といった言葉を浴びせられます。個室だと気持ちもアソコも大きくなってしまう哀れな生き物なんだと思って諦めるほかないでしょう。
因みに私は「エッチしない?」「抜いてよ!」などメンズエステに全く関係ないサービスを求める客には「エロ客」というレッテルを張り対処してきました。詳しくは下記の記事で詳しく書いています。
【関連記事】グレーな性風俗のメンズエステ|性的サービスは本当に無いの?
メンズエステ経験者が語る!エロ客が来たときの対策方法
色んなサイトで「メンズエステは紳士な客層です!」と書いてますが、メンズエステには正直エロ目的のお客さんが一定数は来ます。
キャバクラや水商売系で必ず必要とされる「断る力」が重要になってくるので対策する必要性があります。
エロ客レベル1・ヤラセテよおじさん
いわゆる、ワンチャン狙いのお客さんです。とりあえず意味もなく、「ヤラセて!」と言ってきます。もちろんメンズエステは性サービスは一切禁止なので笑顔で断りましょう!
ヤラセてよおじさんの他には連絡先教えてよ!おじさんも並行して存在します。
ワタシは「15回来てくれたら教えるよ!」という回避方法をしてました。
メンズエステに15回行こうと思ったら、月一で通っても15ヶ月かかります。
だいたい連絡先を聞いてくる人はリピートしない傾向にあるので、柔らかい断り方としてよくお水の方がやるやり口を真似していました。※失敗する場合もあるので自己責任でお願いします。
エロ客レベル2・抜いてよおじさん
ヤラセてよ!に具体性はありませんが、ヌイテよ!になった瞬間に「射精」という目的ができてしまいます。そう、ヌイテよおじさんはヤラセてよおじさんよりシツコイ人が多いです。
- 「みんな手コキくらいするよ!」
- 「前入った⚪︎ちゃんはヌイテくれた」
- 「アソコ触るだけでいいから!」
など、あの手この手で誘惑してきます。どうせ要望はエスカレートしますし、お店や他の女の子にも迷惑がかかるので断固として断りましょう!
メンズエステはグレーなサービスと呼ばれることが多いからこそ、白黒ハッキリつける勇気がいるんですよね。
エロ客レベルMAX・強要おじさん
いまだに経験したことはありませんが、中にはエロを強要してくる「強要おじさん」の存在があるそうです。
メンズエステに入ると先ずはお姉さんから講習を受けて体験入店になりますが、1番最初に教わるのがエロを強要するお客さんの対処法です。
【即、お店に通報→出禁】の流れですが、強要ではなくあまりにしつこく「ヤラせて!」といってくるお客さんに対し出禁を言い渡すこともあります。
【関連記事】メンズエステ体験入店~面接の流れを解説
メンズエステはあくまで非風俗のサービス。料金が発生しているからある程度は笑顔で応対しないといけませんが、一線を越えようとしてきたらシャットダウンしても問題ありません。性風俗店ではないですから!とキッパリ断りましょう!
まとめ
メンズエステでの「ヌイてよ!」や「エッチしよ」はご飯のおかわりが有料の定食屋さんで「ご飯おかわり無料ですか?」と聞くようなくらい日常茶飯事の出来事です。
定食屋の店員がいちいちおかわりを聞かれる度にブチ切れてたらお客さんが減ってしまいますよね。とりあえず受け流して、あまりにしつこいようならお店に連絡といった流れがいいと思います。
もしくはビジネス街や住宅街にある、単価は安めでも働きやすいお店に移転することも一つの対抗策といえるでしょう。
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