コロナウイルスの感染拡大に伴い、季節を問わずに私たちにとって身近になった『マスク』。不織布マスクやウレタンマスク、ハンカチなどを再利用したハンドメイドマスクなど種類も豊富になりましたよね。
シチュエーションやTPOなどその時々に合ったマスクを選ぶ選択肢も増えてきましたが、ここにきてキャバ嬢やメンエス嬢、風俗嬢界隈でジワジワ利用者が増えているのが『ブラマスク』です。
・Twitterやインスタなどのブラマスクユーザーの評価
・ブラマスクの入手方法や作り方
・ブラマスクを使うメリットとデメリット
この記事を読めば、人気嬢や有名インフルエンサーも利用しているブラマスクの謎が全て解決します。
目次
ブラマスクとは?
ブラマスクとは女性用のブラジャーとマスクが合体して出来たコロナ時代の新しいマスクです。形はウレタンマスクのように鼻と口周りにフィットし覆いかぶさるタイプで、形もブラジャーのカップの形状をしていることが多いです。
デザイン性も高く、不織布やウレタンマスクとは違ってレース素材や刺繍、色柄のラインナップも豊富なのが特徴です。
女性下着メーカーのアイディアから始まった
ブラマスクの誕生は2020年4月、女性下着やインナーを販売するECサイト(ショッピングサイト)が考案し販売したことから始まります。メーカーの公式Twitterで自社が制作しているブラジャーを再利用した「ブラマスク」の写真を呟いたことをきっかけにバズり、ブラマスクに対しての問い合わせも多かったそう。
ブラジャー屋が本気出してみた pic.twitter.com/uDtJwRD7Rx
— Atsumi Fashion (@AtsumiFashion) March 28, 2020
拡散後の約一か月後には一般ユーザー向けに販売しているようなので、メーカーのアイディアが世に知れ渡って利用者の手元に届くまでがかなりスピーディーですよね!
衣料品やマスクを取り扱うメーカーが参入
元祖ブラマスクのメーカーが売り上げを徐々に伸ばしたことを皮切りに、今では衣類やマスクなどを扱う有名企業も後発商品としてブラマスクのラインナップを作っています。
9/18新発売!
ブラの工場で作ったレースマスク🌷極薄ウレタンパッドが入っていて、美しい形状をキープ!総レースなので、フォーマルな場にも最適♪
さらに肌側に「トップバリュ ピースフィット 極さら」生地を使用しているため、さらっとした肌触り🍃
▼詳細はこちらhttps://t.co/AgGQJiwzrV pic.twitter.com/JDqbE098BX
— イオン (@AEON_JAPAN) September 18, 2020
IG LIVEご視聴くださった皆様、ありがとうございました😊
たくさんコメント頂いておりました、スタッフ着用のマスクはこちらです:https://t.co/pipmvJ2Tq1
全12種、ランジェリーの製造時にでる残資材を使って製作しています❣️#RAVIJOUR #ラヴィジュール pic.twitter.com/FN5PilQGaj— RAVIJOUR|ラヴィジュール (@Ravijour_LOVE) February 12, 2021
また、「ブラジャー」という身近な素材を再利用する手軽さからハンドメイドの個人販売や自作ブラマスクも登場し、現在でも形やデザインが進化し続ける注目のマスク。
ばぶーー😇
Twitterで話題のブラマスク作ってみました✨
需要があればお店で導入しようかなーw
( * ॑˘ ॑* ) ⁾⁾#ブラマスク#メンズエステ pic.twitter.com/GZykhG9k0I— 𝑩𝒂𝒃💓𝑺𝒑𝒂おーなーせらぴっぴ🥳💕秋葉原・新宿メンズエステ (@nanashippi) April 9, 2020
現在では派生系として女性用ショーツの生地を利用した「パンツ×マスク」も登場しているようです。
え?みんなしらないの?パンツマスク😷💖 #パンツマスク pic.twitter.com/SbalCzwCmr
— ちゆう (@OoChiyuUoO) June 6, 2020
ユーザーはブラジャーを利用する女性層だけでなく、子どもや男性の利用者も増えているらしく、通販サイトでは男性向けのデザインやキッズサイズなども販売。ブラやショーツに縁のない層にとってもこれから利用者が増えてくるかもしれませんね。
ブラマスクは変?本当に流行ってる?
この記事に辿り着いた方であれば、ブラマスクの名前を聞いたことが合ったりショッピングサイトで商品を見たことがある方は多いかもしれません。知名度や商品が陳列されているとはいえ、実際に間近に利用している人がいないと「本当に流行ってるのか」「実際に装着すると変なんじゃないか」と不安になりますよね。
ブラマスクに対するTwitter民の反応
ブラマスク誕生のきっかけになったTwitter上では、一時期に比べてブラマスク熱は冷めたようですが、今でも根強くハッシュタグや検索キーワードで呟きが流れています。
ブラマスクなんですけど
めっちゃ可愛いんですよ(*´ノ∀`*)— あいa.k.a秘密 (@hqVnLjGlMORJE53) September 14, 2021
ブラマスク欲しい可愛いもん😍
— れいちゃむ (@erikanrei) July 31, 2021
本日も優しい本指様、
ありがとうございます❤次回の出勤30日(月)です☺💓
まだ🈳ございますので
諸々の手段でご連絡下さい🥰(笑)この前の荷物整理で懐かしの自作ブラマスク出てきた💞(笑) pic.twitter.com/Ck66C5RBWX
— 百瀬ももな🍑S&T桃尻小悪魔😈💓 (@momona_m_ST) November 25, 2020
見て❗️ハロウィンなゴッテゴテな仮装にも合うんだけど❗️可愛くない❓この黒レースのブラマスク❤️
いっもすぐ売り切れちゃう AtumiFashion様の #ブラマスク。ハロウィン🎃仕様の黒レースがたまらん❤️
わたしは普段黒系の服装多いので普段着にもかなり重宝してます✨
詳細👇https://t.co/OHwMEetmMC pic.twitter.com/em11Fzo8wy— 玉樹るい山@二ヶ月ダイエットからの継続中 (@kotora_mokacora) October 18, 2020
柄やカラー次第ではイベント時のおしゃれマスクとして今後も活躍してくれそうですね!
ブラマスクを着用した人のインスタ
ブラマスクはビジュアルのインパクトが強いため、Twitterよりもインスタ利用者の投稿のほうが装着時の画像を見かけることができます。
インフルエンサーが自社ブランドの下着素材レースマスクを販売していたり…
ファッションやコーディネートを邪魔しない色柄を着こなしていますね!
「#ブラマスク」ではブラジャー感の強いマスクの方が多いのですが、「#レースマスク」や「#マスク女子」で人気の投稿ではブラマスク姿のインスタグラマーさんや販売者をたくさん見ることができますよ!
ブラマスクは本物のブラジャー?
Twitterから派生した当初は「ブラマスク」といえば”本物のブラジャー”というイメージでしたが、最近のブラマスクの流行りは「ブラジャーの素材や色柄のようなマスク」がメインになってきています。
もちろん本物のブラを再利用したり、下着メーカーがブラジャーと同じ素材で製造している場合もありますが、最近のブラマスクのイメージとしては『レース』『刺繍』などブラジャーの特徴や要素を引継ぎつつも形や構造を進化させているようです。
ブラマスクは男性受けするってホント?
ブラマスクは男性にも人気で、なかにはコレクターとして、ネタとして、ファッション性を求めてとニーズはさまざまです。
前髪3ヶ月ぶりに切りました。。。
インスタでアンケートとったら短髪80%だったんだけどやっぱり短髪の方がいいんかなー。😅
とりあえず視界良好になりました🤣
ちなみに短髪の時のマスクは富山県の氷見で話題になったブラマスクです🤣 pic.twitter.com/hf8CPEX2EH
— 嘉村健士 (@takeshi_kamura) August 8, 2020
ブラマスクと言われなければただの布マスクやウレタンマスクと思うような、メンズライクなデザイン・素材も展開されているみたいですよ!
また、女性がブラマスクを着用した場合の印象としては
- 女の子らしくて可愛い
- ブラジャーみたいでエロい
- ファッションに合っていてオシャレ
- デザイン次第ではちょっと苦手
などポジティブな意見もネガティブな意見もあるようで、好みの問題に分かれるようですね。
ブラマスクはどこで買える?
ブラマスクは下着メーカーや大手衣料品メーカー、個人がハンドメイド作品として作った商品をネット通販やメルカリなどで購入することが出来ます。
なかには、ショッピングモールなどで実際にデザインや色柄を間近で見て購入することもできるようで、購入のしやすさではネット通販、実物を見て検討したい人は店舗で購入するのがおすすめです。
市販のブラマスクの口コミと評価
ネット通販や市販されているもの、ハンドメイドのブラマスクは見た目を重視した商品ですが、実際の使い心地は使用者にしかわかりません。購入者の口コミを集めてみると、デザインよりも機能性は使用感に対して賛否両論分かれているようです。
ブラマスク購入者の良い口コミ
ブラマスクはブラジャーと同じ、もしくは似たような素材を使用して作られていることもあり、ポジティブな口コミは付け心地や肌ざわりに対しての高評価が高い印象です。
- デリケートな肌を想定した素材なので、付けた時の肌あたりがいい
- 洗濯してもヘタレにくい
- 立体構造で空間があるから苦しさがない
- 呼吸しても吸いついたりしないので化粧崩れしなかった
ブラマスク購入者の悪い口コミ
商品や販売元によって評価は違いますが、だいたい悪い口コミをしている指摘箇所は同じ理由のケースが多かったです。
- 顔とマスクの間にができた
- ゴム紐で耳が痛くなった
- サイズが合わせずらい
- イメージ写真と実物が少し違った
ウレタンマスクや布マスク、不織布にもみられるような悪評もあったので、実際に使うまでは自分にフィットするかは分かりずらいのがネックなようですね。
ブラマスクの作り方
自分のお気に入りのブラジャーやいらなくなったブラを自分のオリジナルブラマスクとして復活させることもできます。ブラマスクの作り方は裁縫初心者にも簡単で、
- ワイヤーを外し抜き取った際の穴を塞ぐ
- 肩ひもを分解し、耳かけのピッタリくるサイズに調整
- 肩ひもを耳掛け部分の三か所に縫い合わせる
この簡単3ステップで完成してしまいます。シンプルな素材や一枚布ではないので縫い目が汚くなってもあまり気にならないですし、なにより捨てるモノと考えたら裁ちばさみも入れやすいのではないでしょうか。
ブラジャーのマスクは予防効果なし?
ブラジャーをりようしたマスクやレースマスクは見た目や肌ざわりが良くデザイン性が良い反面、「感染予防には効果がない」という意見もあります。
日本の内閣官房が公開している感染症対策の特設サイトでは、フィット感を重視する文言や「できれば不織布を」と呼びかけされています。
◎マスクを鼻にすき間なくフィットさせ、しっかりと着用してください。
◎品質の確かな、できれば不織布を着用してください。
また、「いつでもマスク」と書かれた項目には
マスクは布やウレタンよりも、不織布の方が効果が高いことが示されています。
すき間のないよう顔にフィットさせ、正しくご利用ください。
ウレタンや布マスクよりも不織布の方がコンピュータシミュレーションによる感染拡大予防効果や感染予防に効果を発揮すると明記されています。
ただ、その下に表示されている研究結果の表を見ると、ウレタンマスクより布マスクのほうが効果があるというデータがあるようです。普段からデザイン性やマスク内での呼吸のしやすさを重視してウレタンマスクを使用している人にとっては、ピッタリとフィットすれば布マスクのほうが効果を発揮してくれるというふうにも読み取れます。
感染リスクの高いシチュエーションではやはり不織布のほうが効果的な予防対策には違いありませんし、最終的にはマスクによる感染症対策も個人個人の判断にゆだねられてしまいます。ですが、三密をさけ飲食や会話がない野外活動やひとり利用の空間程度であれば布マスクの一種でもあるブラマスクという選択でもいいのかもしれませんね。
ブラマスクをするメリット
メディアやSNSなどでの露出が高い有名人やインフルエンサーのブラマスク利用者は多いようですが、その影響からかキャバ嬢、風俗嬢やメンエス嬢の中でも愛用者は増えています。ナイトワークのお仕事をしている女性も有名人や芸能人と同様、見られる仕事でもあるので「使ってみようかな」と考えている女の子も多いのではないでしょうか。
ブラマスクは感染症対策に対する判断や見た目の好みの問題でもありますが、ナイト系のお仕事をしている子にとってのメリットはたくさんあります。
ブラマスクは写メ日記映えする
デザイン性が高いことからブラマスクを着用した写メは写メ日記のネタや画像として役立ってくれます。普段から愛用していなくても、写メ日記やSNS上での宣伝告知用のコスチュームとして使えば、感染予防効果を気にする女の子でも使いやすいのではないでしょうか。
普段顔出しをNGにしている子でシンプルなマスク姿を写メ日記に載せている子も、ブラマスクを味方に付けて集客をしてみるのもアリ。男性のなかには一定数「ブラマスク=エロい」と評価をしている方も多いので、自分のオリジナルマスクをお披露目したり、顔写メにセクシーさや可愛さ、いつもと違う変化をプラスしたい時にはオススメです。
可愛いデザインのマスクが見つかりやすい
ナイトワークをしている女性には仕事以外でも身だしなみは気になるという子も多いですよね。デザイン性を兼ね揃えたブラマスクは、自分のキャラクター性を邪魔しないデザインのマスクを見つけるためのアイテムとしてもオススメです。
購入する際には「ブラマスク」よりも「レースマスク」と入力した方がカラバリや柄違いが見つけやすいですよ!
ファッションとしてマスクを楽しめる
ファッションの系統に合ったブラマスクやレースマスクはオリジナリティーや特別感がありますし、季節に合わせて素材や柄を楽しむこともできます。
特にお店でマスク着用が許可されている業種の女の子であれば、お店の衣装と合わせてみたりすると仕事の時のマスクで気分やモチベーションを上げて頑張れることも。コロナ禍の煩わしいマスクから「マスクを楽しむ」という発想の転換は、ストレスの多いナイトワークには取り入れたいアイディアですよね!
ブラジャーを再利用すれば有効活用できる
ナイトワークをしている子にとってブラジャーなどの下着は制服でもあり必須アイテムのひとつ。裁縫が得意な子は手作りブラマスクを作ってみるのもオススメです。
さすがに使っていたブラをマスクにすると外出時用には恥ずかしいですが、お店で使用するぶんにはお客さんとの会話のネタになること間違いなし。リピーターさんであれば「あの時のブラだ!」と気付くツワモノもいるかもしれません…笑
ブラマスクをするデメリット
ブラマスクはナイトワークで頑張る女の子やオシャレを楽しみたい女の子との相性が良い反面、使用するうえでのデメリットもでてきます。
感染対策としてはイマイチ
政府の公式サイトにも掲載されているようにマスク本来の役割は感染症対策を目的としているため、ブラマスクよりも不織布のほうが安心感や感染症予防効果はあります。
どうしてもブラマスクを使うとなれば、
- フィット感のあるサイズをつける
- 飲食や会話をしない
- 三密をさける
この3点だけはしっかり守るほうが安心できそうです。
価格が高いこともある
ブラマスクはウレタンマスクやハンカチマスクよりも高価で、不織布と比べると一枚あたりの価格も大きく差があります。ただ、ウレタンマスクや布マスクのメリットでもある「洗える」ことを考えると、商品の作りや使用頻度、物持ち具合でコストも変わってきそうです。
手作りは少し手間がかかる
入手性が高いブラを使用できるのは嬉しいですが、手作りをするとなるとやはり手間暇がかかるもの。ハンドメイドやオリジナルにこだわるのであれば少し値段は高くなりますが個人販売されている方の作品を購入したりオーダーメイドで作ってもらうというのも手です。
単に「恥ずかしい」と思う子も
ブラマスク、パンツマスクというダイレクトな響きから「恥ずかしい」というイメージが付いているのも見逃せないデメリットのひとつ。レースマスク、シルクマスク、刺繍マスクと聞くとイメージはガラッと変わりますが、ブラっぽいデザインや形のマスクは「顔にブラジャー付けてるみたい」と思われてしまうこともあります。
ファッションは個人個人の好みの問題。自分が気に入れば周りの意見も気になりませんが、抵抗がある人はブラに見えないブラマスクからデビューしてみるのがオススメです。
まとめ
2020年春に流行したブラマスクは2021年現在でも名前や形を変えて着々と進化し新規ユーザーを獲得している商品です。
TwitterやインスタなどのSNS界隈において「ブラマスク」という言葉自体は死語になりつつあるようですが、レースマスクや刺繍マスクというコンセプトでデザイン性は受け継がれています。
嬢としての広告宣伝、出勤時のファッション、イベント時のコスチュームなど使い時はたくさんありそうなので、お気に入りの一枚だけでも持っておくのはアリかもしれませんね!