風俗店のルールや違反行為は?働くなら覚えておきたい対処法

風俗店では禁止されているお店のルールや違反行為、務めている女の子やボーイさん(男性スタッフ)に規則が存在します。
知らずしらずのうちにルール違反をしてしまうと女の子まで罰金を負わされてしまうことにもなりかねません。
また、接客業にはつきものの「ノルマ」が存在するのかも気になりますよね。
そこで今回は、風俗店でのルールや違反事項、ノルマや罰金について解説していきます。
風俗店の禁止ルールをおさらい!
風俗店ではお客さんと女の子がマンツーマンで時間を過ごすのですが、お店のスタッフの目の行き届かないのを良いことに極まれにルール違反を行おうとする男性客も存在します。
ルールを破ったお客さんがいた場合に被害に遭うのは誰でもない女の子側なので、まずは基本的なお店のルールを覚え、該当する行為があった場合には臨機応変に対応しましょう。
基本的には本番行為はダメ
風俗店の基本の方針として、あくまでお客さんに”性的なサービスを提供する場”であって本番行為(売春・セックス)を行う場所ではありません。
そのため、基本的には本番行為を強要してくるお客さんはルール違反ですし、チップや追加料金を払うと言われても本番行為は絶対にしてはいけません。
とは言っても男性は少なからず「できればセックスがしたい」と少なからず下心を持ってお店に来ています。
なかにはついつい興奮して「本番がしたい」と言われることもあるかもしれませんが、話術を使ってやんわりと断るのが女の子のお仕事。
最初から頭ごなしに「ルール違反」と決めつけずに最初は軽く受け流し、どうしてもという場合はお店の人に連絡をして仲介に来てもらいましょう。
「上手な返しができない…」「相手を納得させられるか不安…」という女の子は、一度こちらの記事を参考にしてみてください。
【関連記事】ヘルス・デリヘルで本番強要を回避!未経験でもできる接客術のコツ
お客さんに課せられる本番行為のペナルティ
もしもお客さんから無理やり本番行為を共用された、または行われたという場合は、お店の人にインコール(電話)をして助けを呼びます。
お客さんが無理やり本番行為を行うことは立派な犯罪になるのでお店の人を介して抗議をしましょう。
本番行為は心身ともに傷つけられる行為なので、女性側はお客さんから罰金を請求することもできます。
請求できる罰金の種類と内訳 |
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慰謝料 | 心身ともに苦痛を受け、出勤がままならなくなった場合。お店側は本来上がるはずだった売上と女の子の報酬をお客さんに請求することができる。 |
病院代 |
これらは被害に遭った女の子がお客さんに請求することができます。トラブルの悪化を防ぐためにお店の人に代わりに請求してもらいましょう。 |
そのほかお客さんに課せられるペナルティーは
- 身分証明証のコピー
- 携帯電話などの番号を控えられる
- 今後一切お店の利用禁止(場合によっては系列店も出禁)
実際をいうとお客さんに「罰金」として請求できる法律はないものの、本番行為はかなり悪質なルール違反なのでお店側はそれ相応の対応を行います。
風俗嬢に課せられる本番行為のペナルティ
「お店にバレないようにするから」「チップをくれるから」というような理由で風俗嬢から本番行為を誘った場合もルール違反になります。
最初のうちは本番行為がお店にバレていなくても、噂が立つと必ずバレるものです。
- ネット掲示板で噂が立つ
- 急激な指名本数アップで他の嬢から探りを入れられる
- お客さんに扮してお店の人が内部調査を行う
お店の人がお客さんに扮して内部調査をすることは少なくはないですし、下手をすれば接客相手が私服警官の場合も考えられます。
嬢からの本番行為は見つかり次第即刻クビになってもおかしくはないので、「バレない」「楽に稼げるから」という安易な発想でやるのは止めましょう。
ソープランドでの本番は「許可」ではなく「容認」
数ある風俗店の中でも一際グレーな存在でもあるソープランドも、法律上では本番行為は違法となっています。
ただ、表向きでは「入浴サービスをしていた風俗嬢と利用したお客さんが自由恋愛をしている」というスタンスで営業をしているためお咎めはなく、「許可」ではなく「容認(黙認)」という形で運営ができています。
「引き抜き・スカウト行為」はお店に報告を
お店の利用客を装って来るのは自分のお店のスタッフとは限りません。
まれに他店のスタッフが「うちのお店に移転しませんか?」というような”引き抜き行為”を行ったり、女の子を様々な風俗店へ紹介するスカウトマンと呼ばれる人が「もっといい条件で働ける店紹介するよ」というように”スカウト行為”をすることも。
在籍しているお店側としては商売敵に自分の店の大切な女の子を取られては売上減にも繋がるため、お店に他店スタッフやスカウトが来た場合は報告するようにルールを決めています。
「暴力行為」はお客さんから治療費を請求できる
風俗店を利用するお客さんは基本的には女の子と仲良くするためにお店を利用していますが、ごくまれに乱暴な態度や暴力行為を行う人も。
- 暴力を振るう
- 暴れだす
- 刃物を持っている
- 危険物を持っている
これらの行為はどのような風俗店であっても禁止行為。
もしも女の子に危害を加えそうになった場合(または危険物を所持していた場合)は急いでインコールからボーイさんを呼び、ホテルなどの派遣先の場合はトイレに逃げ込むなどして身を守りましょう。
ただし、「暴言」への取り決めは曖昧で、お客さんから非難や中傷をされても”厳重注意”や”出入り禁止”に留まる場合もあります。
「盗撮」「盗聴」は見つけ次第お店にコールしよう
お客さんのルール違反にはプレイルームでの「盗撮」や「盗聴」もあり、最近はなかなか見抜くのも難しいと言われています。
女の子の声や姿を隠し撮りするのは違法にもなるので、見つけ次第お店の人に報告をしてデータを消去してもらいましょう。
簡単な盗撮の見抜き方や対処法はこちらの記事でもまとめています。
【関連記事】ソープで盗撮被害!見抜き方と対策・回避方法教えます!
風俗の業種によって違反行為は細かく決められている
風俗店とひとことで言ってもその種類はさまざまで、ヘルスやソープ、風俗エステやメンズエステなどお店の業種によってルールも異なります。
高級店以外のソープでは”S着用”
ソープランドには格安店・大衆店・中級店・高級店とグレードで区分けされており、料金やサービス内容が少しずつ変わってきます。
基本的に高級店以外は”S着店”と呼ばれるコンドーム着用ルールがあるソープで、プレイの時にコンドームを着用してサービスを行います。
ただ、最近では首都圏を中心に”S着店”の高級店も増えていて、高級店のバックでゴムを着けてお仕事ができると人気です。
メンズエステ店では性的な行為自体が禁止
風俗店と混同されやすいのがメンズエステ店で、利用客男性への性的なサービスや”服を脱ぐ”・”触らせる”といった行為が禁止されています。
そのため、男性利用客がしつこく迫ってくる場合はお店のルールを伝え、どうしても強要された場合はお店のスタッフを呼んで施術を終了しましょう。
オナクラでの「お触り」は料金が発生する
オナクラでの「お触り」はルール違反ではないものの、大抵のお店がオプションサービスとして料金を請求するため、要望があった場合は金額を伝えて料金を支払ってもらいましょう。
オプションによっては簡単なお触りもあるので、オプションバックをもらうためにもできる範囲の要望は追加料金をもらって頑張ってみるのもアリです。
LINEやカカオなどの「連絡先交換」はグレー
自分を指名してくれたお客さんや本指名のお得意さんとLINEやカカオトークで連絡を取り合うという女の子も多いですが、連絡先交換はお店のルールによって変わるため、一度在籍店に確認をしてみましょう。
もしも連絡先交換がルール違反にならない場合は、女の子次第で番号やIDを教えるかを決めることができます。
逆に連絡を撮りたくないという女の子は、「お店から禁止されているので」とやんわりと断る口実にも使えますよ!
まとめ
風俗店のルール違反行為はだいたいの場合がお客さんが守るべきものですが、本番行為やコンドームの着用などは女の子側にも責任が任されています。
お店のルールを守ることはお互いが嫌な気持ちにならずにプレイ時間を過ごす事ができるので、ルール違反をしそうなお客さんにはきちんと説明して納得をしてもらうことが大切です。
また、お店選びの段階で女の子をしっかりと守ることができる風俗店は、いざという時に助けてくれますし、その後のアウターフォローも行ってくれます。
男性とマンツーマンの接客でも安心してお仕事ができるように、なるべく女の子目線のお店でお仕事をするのがおすすめです。