AVの撮影などで使われる擬似精子。さまざまな場面で使用されていることをご存知でしたか？アダルトグッズにも「擬似射精機能付き」といったディルドやバイブが発売されるなど多方面でコッソリと人気なようです。

でも、疑似精子の原料ってなんなのでしょうか？そもそも売るものが良いのか、作るのが良いのか？などさまざまな疑問がありますよね。

この記事では、

• 疑似精子とは
• AVの擬似精子はどんな場面でつかうか？
• AVでつかう疑似精子の作り方
• 簡単に擬似精子を作る方法

など「疑似精子」について解説していきたいと思います。

疑似精子とは

では、まず疑似精子とはいったいなんなのでしょうか？どのような場面でつかわれてきたのでしょうか？検証していきたいと思います。

偽物の精子のこと

まず、大前提として疑似精子とは食べ物や飲み物、ローション（昆布由来の海藻エキス）などを複合的に混ぜ合わせてつくる偽物の精子のことです。本物の精子は妊娠の危険性や1日の射精制限があるため、

• 大量に精子が必要な場合
• リスクがなく精子に似たモノが欲しい場合

といったケースにおいて簡単に作れる疑似精子を代用として使用するようになった…といったことが使用する由来と考えられています。

AVの撮影やライブチャットの撮影で使用

疑似精子は基本的に男性の性的欲求を視覚的に満たすために使用されます。白濁としたネバネバとした液体が付着する…興奮を煽るためにAVやライブチャットなどの撮影で使用するのが一般的です。

アダルトジョークグッズに使用

嘘のようなホントの話ですが、近年では手軽に中出しの感覚を味わいたい…リスクなく中出しのような焦燥感をあじわいたいっといった理由から、女性用のディルドやバイブにも擬似精子が射精される機能が付属されています。近年は、男性から女性へと疑似精子のニーズが移り変わっているということです。

AVの精子はすべて疑似精子ってホント？

周知の事実として「AV撮影の精子=疑似精子」として考えられるようになりました。しかし、実際の現場では本当に疑似精子が使用されているのでしょうか？

AVの中出しは疑似精子が基本

AVで行われていることはすべてリアル…！なワケではありません。海外向けのモザイク無しの作品や、個撮的なプライベート要素のつよい中出し作品以外は基本的に擬似精子を使います。疑似射精を行う場合は、アングルやみせ方などカメラマンやアシスタントディレクターなどさまざまなスタッフの力がいります。

• 人手や技術があると擬似射精のほうがコントロールが楽
• 人手や技術がないとリアル射精のほうがコントロールが楽

擬似射精のほうが、「コストがかかるかかからないか？」「コントロールしやすいかしにくいか？」などさまざまな観点から、疑似精子が使われる現場、使われない現場がうまれるということです。

AVのぶっかけはリアル精子と半々

汁男優…という言葉をきいた事がある方も多いのではないでしょうか？AVにおける男性版のエキストラのようなもので女性に射精を行うモブ役として出演します。

汁男優のぶっかけはリアス精子も少なくありません。見栄え的に汁男優を雇うなら、疑似精子を大量に使うよりもコストが安くリアリティーも出るからです。

AVで疑似精子を使っても避妊は必須

 AV撮影で疑似精子を使うポイントとして、避妊は絶対必要ということです。 AV撮影は経口避妊薬（ピル）を使用。

中出しが擬似射精でも、挿入自体は生挿入することも少なくありません。 生挿入が嫌な場合はプロダクションの面接時に「生挿入なし」と記載しておくことで生挿入の仕事は省かれます。

AVでつかう疑似精子の作り方

AVでつかう疑似精子の作り方ですが現場によって異なります。 主に原材料として卵白を使うか朝バナナを使うかの2通りに分かれています。

練乳+卵白+ローション

昭和からある手法で、練乳と卵白を混ぜてネバネバした粘着系をローションで足すというやり方。昭和由来の監督さんが好み、独自の配合を持っているというこだわり派は今でも使用することがあるようです

朝バナナ+コンデンスミルク 

練乳+卵白の弱点として、味がまずいというデメリットがあります。ある一時を境に、朝バナナというバナナ味のゼリーにコンデンスミルクを混ぜて白濁色にしたものを使うのがAV業界の主流になってきました。

卵白で作った擬似精子よりもシャワーで落としやすかったり、純粋に味がまずくないため女優さんのふとした表情が良かったりといったメリットが擬似精子の主流になっていた要因かもしれませんね。 

疑似精子の入手方法とは

歴史に興味のある方が簡単に入手できる方法はあるのでしょうか？早速調べてみました。

デラックスプラスチックシリンジ

ぶっかけ型のローションや、食物や飲料などで作った疑似精子を詰め込む容器になります 。シリンジタイプになっているため「どれくらいの量を注入したか」 ということが一目で分かります。ライブチャットの動画投稿や個人撮影などに使われる優れものです。

リアルぶっかけローション

ライブチャットや個人撮影などではAVとは違い、そこまでリアリティが求められないので擬似精子は練乳など簡単なものですまされることがあります。

しかし、毎回毎回練乳を買ってくるとコストが結構高いので、リアルぶっかけローションと呼ばれる白濁色の精子に似せて作ったローションを使用することもあります。

食物や飲料を使ってつくりだす擬似精子に比べると、クオリティは低くなりますが簡単に手に入ったり、いつでも使えるという手軽さがウリな擬似精子商品になります。 

射精機能付きディルド

射精機能付きディルドはディルドについているタンクの中にリアルローションを混ぜ込んで使用する、女性に人気の高い商品です。ライブチャットなどで使用する場合も量を調節して擬似射精できるため、興奮を煽るガジェットとしてもってこいと言えるでしょう。 

まとめ

昔の時代に比べるといろんな形で疑似射精や疑似精子で一般の人も遊び感覚で真似するようになってきました。何よりもガジェットとして簡単に入手できるので、難易度が低く手に入るので気になる方はぜひ試してみてくださいね！

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