お客さんとのキスは、ヘルスやソープランドなどの風俗店の基本サービスのひとつ。フレンチキスやディープキスなどキスの種類もいくつかありますが、最近ネットを騒がせている「コイキングキス」をご存じでしょうか?
今回は、女の子から「キモい」と言われがちなコイキングキスについてまとめてみました。
目次
コイキングキスとは?
そもそも「コイキング」を知らない方は少ないかもしれませんが、念のために説明すると、世代を問わず人気で黄色いマスコットキャラでお馴染みの某有名アニメキャラクターのひとつ。
鯛のような見た目ですが文字通り”鯉”がモチーフとなっていて、いつも大きな口をパクパクさせているのがコイキングの特徴です。ちなみにこのコイキング、アニメでは主人公の顔を覆いつくすようにかぶりつく事でも知られています。
そんなコイキングの様子が、「こんなキスするお客さんいるよね」とTwitterやネット掲示板で話題となり『コイキングキス』という言葉が自然発生したようです。
コイキングキスをされた風俗嬢の本音
Twitterやネットの匿名掲示板ではコイキングキスの被害にあった風俗嬢たちの悲痛の訴えを見ることができます。
シチュエーションやモチベーションに対してより具体的に書かれていた内容をいくつかピックアップしてみました。
さっきの客、コイキングキスというよりもはやブラックホールキスだったんだが…😢😢😢
口どんだけ開くんだよ…— お豆🌱 (@tomyochan_death) December 1, 2020
⚒の何がストレスって、せっかく下地からファンデ、シャドウにハイライトで仕上げてリップも塗る範囲だとか手間かけてメイクしてるのに、豪快なコイキングキスによって一瞬で崩されること🥵「あー今絶対鼻先のハイライト落ちたわ」とかしか最中考えてない……ファンデやハイライト舐めて美味しい?
— のあ🐰💸 (@yukichi_hoshiii) November 25, 2020
コイキングキスの特徴と判断基準
風俗で働く女性に限らず、コイキングキスの経験をした一般女性も多いかもしれません。
なんとなくコイキングキスのイメージが分かったところで、具体的にどのようなお客さんなのかをまとめてみました。
コイキングキスの特徴1:口を大きく開ける
こちらが差し出した唇の範囲を大幅に超え、口を開けた状態でキスを迫ってくる男性がいたら、それはもはやコイキング以外の何者でもありません。
口に覆い被さるようにキスをし、下手をすれば相手の上唇が鼻の穴を塞ぐかのようなキスこそコイキングキスの証です。唇にキスをするというよりは”口周り”に大きな一発をかます異様な光景は、顔が近づいてくるだけでも「キモい」というイメージを持ってしまいますよね。
コイキングキスの特徴2:口周りに唾液をつける
コイキングのように大きな口を開けてキスをするだけあって、女性側の口周りは唾液でベトベトになってしまいます。リップやグロスが落ちてしまうのはもちろん、口周りや鼻の頭のファンデーションまで唾液にまみれてしまうためコイキングキスは嫌われやすいようです。
コイキングキスの特徴3:舌を無理やり突っ込む
大きな口を開けたまま、舌を出して突っ込んでディープキスをする男性もコイキングキスに認定されがちです。こちらが舌を拒否しようと唇を閉じると口周りごと舐められたり吸われたりするため、拒否をするにも難しいのが風俗嬢にとっては悩みの種となっています。
コイキングキスをする客には派生系がいる
コイキングキスのお客さんは口を大きく開けたキスだけでなく、女性から嫌われやすい”派生タイプ”のキスをする方もいます。
コイキングキスの派生1:肩や頭をホールド
コイキングキスをされる女性が避けたくなる気持ちを知ってか知らずか、肩や首、頭をガッと引き寄せホールドする派生タイプです。
時には鼻の穴がふさがるようなキスをされてしまったり、近づいてくるコイキング顔に怯えて避けようとしても、身動きが取れない状態に悪戦苦闘してしまうのではないでしょうか。なかには情熱的なキスのつもりなのか
- 化粧をした顔をおかまいなしに撫でる
- ヘアセットが乱れるほど髪をぐしゃぐしゃにされる
- 息継ぎができないほど長い時間キスをする
などなど、基本のサービスとはいえ拒絶したくなるほどの濃厚なコイキングキスのパターンもあります。
コイキングキスの派生2:舌や唇をきつく吸引
口を開けた状態から舌を突っ込むだけでなく、女の子の唇や舌を目一杯吸いつくタイプの男性もコイキングの派生型といっていいでしょう。上と下の両唇を大きな口で吸いつき、思わず引っ込めた舌を引っ張り出すかのようにキスをする姿に、いくら仕事とはいえ風俗嬢ですらキスNGを出してしまいたくなります。
コイキングキスの派生3:唾液を飲ませようとしてくる
唾液を飲ませる、飲むという行為は、キスのお相手が自分の好きな男性でも抵抗がある女の子も多いのではないでしょうか?
口をいっぱい開ける”コイキング状態”を女の子にも強要してくるツワモノもいますが、開けた口に唾液を注ぎ込んでくる方も多いのがコイキング派生客の特徴です。逆も然り、女の子の唾液を飲みたいがためにコイキングキスをする方もいるので、いくら地蔵モードになっていても流石に拒絶反応が頂点に達する人もいます。
コイキングキスの派生4:口周りを舐めまわす
コイキングの由来となった某アニメには「ベロリンガ」というキャラクターも有名ですが、コイキングキスのついでに口周りをベロベロと舐めまわすお客さんもいます。もちろんお化粧は落ちてしまいますが、サービス時間内に化粧直しの時間を設けてくれる方は少ないです。
お仕事の予約具合によっては水道水やウェットティッシュで拭うだけという事にもなりかねないため、風俗嬢からは嫌われる存在といえます。
なぜコイキングキスをしたがるの?
風俗業界の女の子のみならず一般ウケも悪いコイキングキスですが、一定数の男性たちから人気を集めているのはなぜでしょうか?
その理由はAVからインスピレーションを受けている方が多いようで、実際に「エロい」「気持ちよさそう」というイメージを持っている男性はたくさんいます。ただ、実行に移すかどうかはまた別の話。『風俗=AVのようなプレイができるお店』という認識の男性客が、女性側の気持ちもおかまいなしにコイキングに転生してしまうのです。
コイキングキスされやすい女の子の特徴
コイキングキスをされやすい女の子も共通したある特徴をもっているのを知っていましたか?
好きなプレイが『キス』や『密着プレイ』になっている
唇が厚くぷっくりしている
プレイ中の口数がすくない
それぞれ詳しく分析してみましょう。
M売り、妹キャラ
Mっ気を売りにしていたり、甘えたキャラの妹売りの女性は、相手の独占欲を煽るようかのようにコイキングキスの被害に逢いやすいようです。
コイキングキスが好きな男性はキスを思いっきりできる相手を選んで指名してきます。もしも自分のキャラが責められタイプであるなら、対策を考えたほうが良さそうですね。
好きなプレイが『キス』になっている
プロフィール欄に掲載している好きなプレイスタイルが『キス』や『密着プレイ』になっている場合は要注意。乳首やアソコなど特定のスポットを責められるのが苦手な子や、風俗初心者でマットや素股などの技がまだ上手ではない子に特に多いのではないでしょうか。
”キスが好き”というプロフの印象だけで、お相手男性は濃厚なキスが出来るのではないかと期待を抱いて指名をします。
唇が厚くぷっくりしている
パネル写真や写メ日記で身バレをしたくない女性で、目元を隠して口元を公開している人もコイキング客との遭遇率は高めです。チャームポイントとして売り出すつもりはなくても、見える顔のパーツが口元に集中しているだけでお客さんは口元の雰囲気を気に入って予約をされる方もいます。
また、モザイクなしのパネルの子であれば、ぷっくりと潤った厚めの唇ほどコイキング客に狙われやすいかもしれません。
プレイ中の口数がすくない
プレイ中に喘ぐことはあっても、エッチな声かけを意識的にしている子は少ないかもしれませんが、口数が少ないとコイキングから口を塞がれることが多いようです。
「気持ちいい?」「すごく興奮してきちゃった」などの場を盛り上げるための会話は男性の『もっとエロい言葉を聞きたい』という心理に火をつけます。せっかく気持ちよさそうにエロい言葉をかける女性の口をあえて塞ごうとはしなくなるため、単に喘いでいるだけでは物足りないと感じられてキスを求められてしまいます。
コイキング客が来た時の対処法
コイキングキスを好む男性に遭遇した時は、できるだけ「エロい声かけ」を心がけてみてください。参考になるのがAVで男優さんと女優さんがプレイ中にしている会話で、実際に観察してみると喘ぐ声よりも会話をしている時が多い作品もたくさんあります。
言葉責めが苦手な女の子でも、「気持ちいい」「凄い」「激しい」など多少の演技が必要です。
エロい言葉に困った時やネタ切れになった時にぜひ実践してみてほしいのが、”実況中継”のようにされていることをエロく言うという簡単な方法。例えば、「硬くなってる」「濡れてる」「おっぱい揉まれてる」「気持ちいいとこに当たってる」など。
実際にされていることや相手に行っていることを、脳内でそのまま文字に起こしてエロいトーンで伝えれば、相手はもっと聞きたくてキスの回数はかなり減る事間違いなしです。
コイキング客が来たら他のプレイにも要注意
風俗に遊びに来るコイキングな男性は、キス以外のプレイ内容も一風変わっている可能性は高いです。
ちょっと気持ち悪いプレイが好きな「キモ客」や、”痛い”ことをしてくる「痛客」と呼ばれる分類に入るコイキングなお客さんは、限度を知らずに自分の欲望をさらけ出してきます。「チクスト」や「ガシマン」と呼ばれる行為もやりかねないので、コイキングキス同様に対策を練っておくと安心です。
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まとめ
コイキングキスをしてくるお客さんにとっては気持ちいいキスでも、される側の女の子からしたらたまったもんじゃないですよね。あまりにも度が過ぎる場合は「キスNG」にもできますが、なるべくなら「エロい声かけ」などのように上手にかわす方法を知っておくと便利です。
派生形のお客さんも頻繁に出現するので、コイキング客をいかにコントロールできるかがカギとなりそうですね!