ほとんどの風俗店には「貸し切り」と呼ばれる裏コースが存在し、リピーターさん(いわゆる”お得意さん”)であれば貸切コースで遊ぶことができます。
お店の外での接客となると、業界初心者さんは「どんなことをするのかな」「どこまでするのかな」と不安になるもの。
・貸し切りされるメリットとデメリット
・貸切を上手く活用する方法
働いている女の子にとってメリットもデメリットも多い貸切制度を正しく理解することで収入アップにつながりますよ!
目次
風俗の貸し切りとは?
風俗店で利用できるコースはお店のHPに記載されている決められた時間だけではなく、自由に組み合わせることで『ロングコース』にすることができます。このロングコースと呼ばれるプレイ時間の中で最も長いものを『貸し切り(貸切)』と呼び、その日一日を使って接客を行うことになります。
貸し切りは基本的に一見さんお断りの制度で、リピーターさんの中でも特に親しい人または太客と呼ばれる人だけが貸切を許されている少し特別なシステム。もちろん女の子は相手次第で「貸し切りOK・NG」を自由に選択することができますよ!
お店の外で遊ぶ”外出”もOK!
箱ヘルやソープなどの店舗型風俗や、ホテルなどを利用して接客を行うホテヘルなどでは「一日中お客さんと個室空間にいなきゃいけないの?」と疑問が沸きますよね。
貸し切りをした時間の過ごし方は女の子と貸切客との間柄や交渉次第ではお店の外で過ごすことも可能です。お店のスタッフさんやボーイさんが移動を同伴したり待機をして監視することもないので、外での過ごし方は2人で自由に決めて過ごせるのもポイントです。
解散時間も自由に決めることができる
どこで過ごすかにかかわらず、解散時間も自由に決めることができるのも貸切ならではの特徴。お客さんが貸切をする場合、女の子の勤務時間に合わせて複数のコースを組み合わせて料金を支払ってくれることで勤務時間全ての時間を買い取ることになります。
ただ、「勤務時間いっぱいを一緒に過ごさなければいけない」というルールはないので、現地解散も可能、店内で過ごす場合ももちろん早めにお店を出てもらうこともOK。お互いが解散時間を決めれるのは嬉しいですが、なるべくなら高額な料金を払ってくれたお客さんの希望を優先し、二人で相談して決めましょう。
貸切中のプランは自由
貸切を希望するお客さんの要望は人それぞれ。「外に出てデートを楽しみたい」というカジュアルな要望から「時間いっぱいをベッドの上で過ごしたい」というハードなお客さんまでいます。
貸切で過ごすプラン内容を聞いてOKかNGかを出すことができるので、あなたの出来る範囲の要望であれば貸し切りをしてみるのもアリです。
風俗嬢が貸切されるメリット
貸し切り制度は自分と相性の良いお客さん、もしくはたくさんお金を使ってくれるお客さんに限定して行われるので、ここではキモ客やクソ客のケースは省いてメリットを考えてみましょう。
良客なら接客が楽
「この人と過ごす時間は苦じゃないな」と思えるお客さんからの貸切りは精神的にも肉体的にも楽な仕事になる可能性が非常に高いのは大きなメリットですよね。
貸切中の過ごし方が
- 食事や買い物など街歩きを楽しみたい
- 映画や美術館など外部施設で過ごしたい
- 日帰り旅行を楽しんでみたい
- お店の中でゆっくり過ごしたい
などなど、男性が女の子と過ごす時間をよりよくしたいと希望してくれるなら、女の子的にも条件としては悪くはないのではないでしょうか。
- 気分を変えて良いホテルで過ごしたい
- お店の中でゆっくりしたい
こんな要望の男性の場合も、貸切を希望する大体のお客さんは「性サービスはほどほど、大半は会話やまったりした時間を過ごしたい」と考えている人も多いようです。
「あなたのために貸切制度を利用したい」と申し出てくれるようなお客さんの特徴を一番に理解しているのもまたあなた。その人が普段どんな過ごし方を好む人なのかの見当も付くと思うので、「この人となら…」と快く承諾できる相手のみを選べば、いつもよりも楽な仕事内容になるかもしれません。
まとまった収入が期待できる
風俗業界に付きもののの閑散期や暇な日時も、貸し切り予定が入っていればある程度の収入予測を事前に知ることも重要なポイント。
「今月は本指名が少なそうだな」「支払いでまとまったお給料が欲しいな」など、ピンチな時には貸切をしてくれるお客さんはありがたい存在ですよね。
本指名の数を稼げる
貸切制度はコースとコースの組み合わせなので、足したコースの分だけ本指名のポイントを付けてくれるお店が大半です。
指名バックや本指バックなどお給料面でも額面が大きく変わってきますし、月の指名数や本指名数を一気に稼ぐこともできるのは嬉しいですよね。
チップや買い物で欲しいモノがゲットできる
貸切を希望する男性の中には「買い物に行って本人の好きなモノをプレゼントしたい」「チップ禁止のお店だからバレずにチップを渡してあげたい」と思ってくれる神客もいます。
もちろんデート相手が風俗嬢となるとブランド物のショップや高級料理、諭吉ベースのチップも予想してお誘いしてくれている可能性は高いです。上手に甘えることができれば風俗客を相手にパパ活ができるのも魅力のひとつですよね!
写メ日記で他の客にPRできる
写メ日記のネタとしても貸切の話題は上がってきますが、メリットとしては他のお客さんにも「この子は貸切ができるんだな」と遠回しに知らせることができること。
自分がいくら「この人は気前のいい太客だな」と見越していても、相手に直接「貸切をして」とは言いづらいですよね。写メ日記であれば貸切の話を堂々と書けるので、「こんな過ごし方もできますよ」と貸切OK嬢アピールをして触発することもできます。
風俗嬢が貸切されるデメリット
貸切の良い面に目が眩むと安易に「OK」と承諾してしまいそうですが、オイシイ話には裏があるのも現実。貸し切りをしてもらう際のデメリットもきちんと把握し、誘いを受けるかどうかを慎重に検討しましょう。
イタ客なら苦痛の時間になる
太客のリピーターさんでも、お金さえ出せばできてしまう貸し切り制度。お金に目を眩ませて安易に一日中過ごすと「こんなハズじゃなかった」と後悔する可能性も充分にあります。
時間いっぱい性サービスを求められる、話が合わない人なのに会話をしてずっと過ごす、数日間にわたる貸し切りを申し出てくる…などなど。貸し切りしてくれる相手の要望はきちんと把握しておくことが大切です。
身バレや危険性も考えられる
「買い物に行こう」「食事に行こう」という要望はお店での接客に比べて気楽な反面、どこで誰が見ているか分からないため身バレのリスクには気をつけなければいけません。
お店での食事であれば「タクシー移動で完全個室なら…」というように条件を出したり、買い物も身内や知人が絶対にいないようなエリアに移動して楽しむほうが安心ですね。
通常勤務のほうが儲かることもある
こちらは意外な盲点ですが、勤務時間やバック率によっては通常勤務でフル稼働したほうが儲かることもあり得ます。額面上の問題もそうですが、『新規の良客・太客との出会いのチャンスを逃す』という発想もできますよね。
また、あまりにも特定のお客さんとだけ貸し切りをしていると「予約が取れない」と他の新規さんやリピーターさん離れにも繋がりかねません。
他の嬢や客から嫉妬を買うことも
貸し切りされたことを知ったお客さんや嬢から妙な噂を流されたり嫉妬をされてしまうのも競争社会の風俗ならでは。「楽に稼いでいる」「自分より儲かっている」というだけで他の女の子からはひがまれたりすることも実際にはあるようです。また、他のリピーターさんからは「自分より仲の良い男がいるなら」と突然来店がストップすることも考えられます。
貸し切り制度は一長一短。自分で選ぶことができるので、メリットとデメリットをしっかりと考えてから承諾するかを判断しましょう。
風俗で貸し切りされた時の一日の流れ
貸し切りをされた日の出勤は通常の出勤の流れとは違った一日になります。貸し切りの過ごし方にもよりますが、ひとまずお店に顔を出すのが無難でしょう。
お客さんは出勤時間前に支払いを済ませているので、店外で過ごすのであればお給料を受け取ってお店を出発したら出勤は終了。
お店の中で時間を過ごすのであれば退勤時にお給料を手渡されてその日の一日は勤務完了となります。
風俗の貸し切り制度【応用編】
貸し切り制度は非常に柔軟性が高く、お客さんの要望次第では応用することも可能です。
貸し切りは日を跨いでの買い取りも可能なので、本当に信頼できるリピーターさんとならこのような過ごし方をして短期集中でお給料をガッツリ持って帰ることも可能です。
買い取りをしてくれたお客さんにバレると「話と違う」と言われるようなリスキーな働き方ですが、お店と協力をして働くことも出来なくはありません。
お相手の男性に居残って仕事をしたことがバレないように
- 買い取りしてもらったことをスタッフ以外には知らせない
- パネルや出勤情報をHPから外してもらう
- フリーのお客さんだけを接客する
この3つの対策さえしておけば本人にバレることもないので、『貸し切りの報酬+フリーの報酬』という荒稼ぎもできてしまうのです。
まとめ
風俗業界にある程度務めていると必ず耳にする貸し切り制度。やり方によってはかなり楽にお金を稼ぐ方法のようですが、リスクやデメリットもあるので慎重な判断が求められます。
お店にも協力をしてもらうことになるので、貸し切りの話を出されて悩んでいる時は店長さんや頼れるボーイさんに相談してみてはいかがでしょうか。