メンズエステはお客さんにマッサージと癒しの時間を提供するお店。女性が裸になったり男性から触られるというような風俗営業はしていないのが特徴で、高収入バイトとして近年では店舗数も働くセラピストも増えてきました。
そんなメンエスのお店では、女性向けのアロママッサージ店のように紙パンツ(紙P)をお客さんに着用してもらいうのですが、意外と種類も豊富なんです。この記事ではメンズエステの紙パンツについて、種類とその違いや相性のいいサービス、お客さんの紙パンツが”ズレて”しまった時の対処法などを詳しく解説します。
目次
メンズエステの”紙P”ってなに?
メンズエステ店を利用するお客さんや働いているセラピストさんのTwitterなどを見ていると【紙P】という表記を目にすることがありますよね。これはお店で使用している紙パンツの略名で、お客さんが施術のために使用する職場の備品を表しています。
女性向けのエステやマッサージ店、脱毛サロンなどでも施術内容によっては紙パンツを着用するので実際に目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。メンズエステではあの紙パンツを下着の代わりに男性に着用してもらい施術を行っています。
メンズエステの紙パンツの種類は?
女性が使用する紙パンツにもブリーフ型やTバック型などの種類がありますが、男性がメンズエステで着用する紙パンツにもさまざまな種類があります。
ブリーフ型
ブリーフ型は陰部もお尻もすっぽりと覆われるブリーフのような見た目の紙パンツで、下半身を覆う布が最も多いのが特徴です。男性もこのタイプであればあまり抵抗なく着用できるため初めてメンズエステの施術を受ける方にも履いてもらいやすいでしょう。
Tバッグ型
女性のTバッグショーツのような見た目のTバックタイプの紙パンツは、前方もやや布面積は少なくお尻がむき出しになるのが特徴です。
前方はピタッとした素材なので一見すると”収まり”が良い印象を受けますが、施術をしていると横からポロリをしてしまうことも。施術まえにはしっかりとお客さん本人にはみ出しがないように着用してもらうことが大切です。また、Tバックタイプにはスケスケな素材のもの、横と後ろが紐状のもの、前方にゆとりがありスカスカなものなど細かな種類もたくさんあります。
トランクス型
トランクス型は男性のトランクスタイプのような見た目の紙パンツで、長さも布面積も申し分ないため一見すると一番”無難”な印象を受けますよね。ただし、メンズエステのトランクス型紙パンツは『チョキチョキサービス』という特有のサービスで丈を短くするのが恒例です。
スライドタイプ
見た目はノーマルタイプのTバックのようですが、セラピストが横の紐を引っ張ると陰部を覆っている全面の布面積が狭まりドキドキ感を味わってもらうのがスライド式の紙パンツ。鼠径部マッサージの時によりマッサージ範囲を広げる役割があるため便利な反面、きちんと着用できていなければポロリをしかねないので気をつけましょう。
ストレッチ素材
ストレッチタイプは体にフィットする感覚と肌触りが人気の紙パンツで、最近では導入するメンズエステ店も増えてきました。
股上が浅いことから陰部の先端が出やすいので、チンポジは”下向き”で収納してもらうように声掛けをしておくと安心です。
メンズエステの紙パンツは地域によって違いがある?
全国的にもメンズエステ店は増え、最近ではコンセプトも施術内容も種類が豊富になりました。紙パンツのチョイスもかなりバリエーションが増えたので、出稼ぎ先の地域によっては初めて見るタイプのものもあるでしょう。
”紙パンツなし”のお店もある
福岡など九州の一部店舗ではお客さんに紙パンツを履かせない『紙パンツなし』のお店が主流だったりします。
確かに紙パンツを気にしていると施術中に”はみ出ないか”がお互い心配になりますが、そもそも履いていないのでお互い余計な心配もなくマッサージに集中できるという意味があるようです。ただし、マッサージのやり方によっては男性の陰部を直視してしまう、またはダイレクトに触れてしまうことになるので、出稼ぎに行く際は紙パンツの着用有無を確認しておくのがおすすめです。
メンエスの紙パンツ別にみるサービスの違いは?
紙パンツにそれぞれ特徴があるように、種類によって向いているマッサージ方法や施術内容が変わってきます。
紙パンツ×ホイップ
ホイップ施術にピッタリな紙パンツはブリーフタイプやトランクスタイプ、隙間の空いたTバックなどです。紙パンツと肌との空間にたっぷりの泡を入れ込むことで肌に直接泡を付ける感覚とはまた違った気持ちよさがあるそうですよ!
紙パンツ×オイル
オイルタイプと相性が良いのが露出の多いTバックや素材が特徴的なストレッチタイプの紙パンツ。ピタッとした紙パンツにオイルをしっかり染み込ませることで摩擦が少なくなり、より敏感になれる感覚が癖になるようです。
紙パンツ×ディープリンパ
鼠径部を集中的にマッサージするディープリンパは布が少ないほうがマッサージをしやすいためTバックとの相性が良いのが特徴です。ただし、布面積が少ないほどポロリをしてしまう確率が高いので、ブリーフタイプやトランクスタイプで陰部をしっかり覆った状態のほうが安心できるセラピストも多いでしょう。
メンエス客が紙パンツを持参してきたらどうする?
メンズエステで遊び慣れている上級者なお客さんともなるとマイ紙パンツを持参してくる方もいらっしゃいます。
紙パンツと施術する種類によって相性もあるので、持参した紙パンツをどうしても履きたい方であれば「〇〇マッサージは少し控えめの施術になりますがよろしいでしょうか?」とひとこと了承を得ているほうがクレーム対策にもなります。反対に、施術を重視するお客さんであれば希望の施術にあった紙パンツを履いてもらうようにすすめてみましょう。
メンエス客の紙パンツがズレた!対処法は?
施術中は紙パンツがズレてしまうことも日常茶飯事。最初はびっくりしてしまう新人セラピストさんもいますが、相手には悪気がないですしすぐに慣れてくるでしょう。ただし、ズレて露出してしまった陰部をセラピストが紙パンツにしまう行為は絶対にNG。見て見ぬ振りをするとお互い気まずいだけなので、「はみ出てしまったのでしまってもらっていいですか?」とひとこと声掛けをしておきましょう。
”ポロリした時はお客さん自身で陰部をしまってもらう”というルールを忘れずに!
まとめ
メンズエステの施術t中は紙パンツが必須ですが、一部地域によっては紙パンツを着用しないところもあります。ポロリするリスクの軽減やマッサージ効果を高めるためにも、施術に合った紙パンツを正しく着用してもらうことが大切なポイントです。