仕事で入浴をするソープ嬢たちのなかには「時間差で膣からお湯が漏れてくる」というお悩みを抱えている女の子も多いのではないでしょうか。
この”お湯漏れ”現象は風俗のお仕事をしている子だけでなく、一般の女の子でも経験する方は多いようです。
・お湯漏れを防ぎ膣圧を整える方法
・骨盤底筋トレーニングのやり方
20代から「アソコが緩いのかな」「ショーツが濡れるから嫌だな」と悩んでいる子は『膣トレ』を行うことで時間差でお湯が漏れることを予防することができます。
目次
「お湯漏れ」って知ってる?
湯舟にゆっくり浸かってリラックスタイムを楽しんだあと、お風呂からあがって脱衣所で着替えを行っている時に自分の膣から湯舟のお湯が漏れてきたという経験はありますか?ソープランドに務めている嬢達の中にも「仕事中の入浴が原因でお湯漏れが起きた」と悩んでいる子も多いようです。
リラックスした状態で湯舟に浸かる際に膣内に浴槽のお湯が入ってしまうこと自体は身体の筋肉による緩みなのでそれほど気にする必要はありません。
お湯漏れで膣周辺の筋肉の緩みのシグナルとなるのは”時間差でお湯が漏れる”という現象。タオルで身体を拭き下着や服を着た後、お風呂上りから時間が経って予期せぬタイミングでお湯漏れが起こるのは「膣の緩み」を表すサインのひとつといえます。
風呂上りに膣からお湯が出る原因
入浴後しばらく経過してから膣からお湯が漏れる原因は「膣の緩み」と言いましたが、医学的には『骨盤底筋の緩み』が原因といわれています。骨盤底筋は膣を含む性器周辺、腸や肛門、膀胱などの内蔵を支える骨盤の周囲を覆う筋肉で、ハンモック状になり収縮をするのが特徴です。
内臓が重力によって落下してしまうのを防ぎ、本来の定位置に収まるように下から支える役割を持つと同時に、他の臓器から膀胱や子宮への圧迫を軽減するのが骨盤底筋。その骨盤底筋が緩むことで、お腹に力が加わった時に「尿漏れ」や「お湯漏れ」を起こしてしまうのです。
20代のお湯漏れなら骨盤底筋トレーニングで対策できる?
骨盤底筋の筋力が低下すると、年齢に関係なく尿漏れやお湯漏れに悩まされる可能性も上がります。早めのトレーニングは膣からのお湯漏れを改善するだけでなく将来の尿漏れにも予防効果が期待できます。
腕や脚の筋肉とは違い目には見えにくい筋肉ではあるものの、正しい方法でしっかりと骨盤底筋のトレーニングを行えば徐々に筋肉が鍛えられ、お湯漏れの回数も少なくなると言われています。
膣圧UPに!骨盤底筋の鍛え方は?
骨盤底筋はお湯漏れや尿漏れだけでなく、膣の緩みをも改善する効果が期待できます。つまり、きちんとしたやり方でトレーニングを行えば”アソコの締り”も良くなるのです。
身体の筋トレのようにヨガやワークアウトを行い引き締めるような長い時間をかけて改善する方法やクリニックでの医学治療を用いての骨盤底筋アップなど、意外にも方法はさまざまあります。
ストレッチやトレーニングで鍛える
ヨガやストレッチのようなトレーニングを定期的に行うことで骨盤底筋を鍛える方法があります。隙間時間や自宅で過ごしている間でも簡単に行うことができ、習慣にすれば長期的にお湯漏れや尿漏れの予防もできます。
なるべくお金をかけたくない人や将来的な尿漏れ予防を期待している人には骨盤底筋トレーニングの習慣化がオススメです。
骨盤底筋をサポートする器具を取り入れる
運動嫌いの人や手軽な方法を求めている人であれば骨盤底筋を鍛えるための器具を使ってみるのもオススメの方法です。
座る度に使うクッションやコルセット状のサポーターなど、毎日の生活の一部に取り入れるだけで簡単に骨盤底筋トレーニングができます。商品によって価格や予防効果は変わりますが、地道にコツコツ”膣トレ”ができないという肩にも続けやすい方法なのは魅力的ですよね!
クリニックでの治療
くしゃみをする度に尿漏れを起こしてしまう、お風呂上がりやプール後のお湯漏れに毎度悩まされているという方は、一度専門家に相談し医療行為として治療を行い解決するという方法もあります。
婦人科や産婦人科、泌尿器科では骨盤底筋の緩みを改善するための治療を行っているところもあるので、信頼できるドクターに相談をして治療で早急に対処してみるというのも手です。
お湯漏れ改善に!骨盤底筋のトレーニング方法
骨盤底筋は目に見えない筋肉ですが、毎日のトレーニングを積み重ねていけば「オシッコを途中で止めれるようになった」「パートナーから『締りが良い』と褒められた」など効果を感じるようになります。
トレーニング方法はとても簡単で、椅子に座った状態や寝転がった状態、または立った状態でも行えるのが特徴です。
まずは肩幅程度に足を開き、身体の力を抜いてリラックスします。つぎに、
- 一気に肛門(膣)に力を入れる
- ふっと力を抜く
この2ステップを繰り返すだけでOK。周りから見てもトレーニングをしているように見えないので電車に乗っている時や家事の合間など、時間や場所を気にせずに簡単に行えます。
お湯漏れ以外にも!骨盤底筋トレで膣圧が増えると得すること
骨盤底筋を鍛えることでお風呂あがりのお湯漏れや尿漏れが予防できるのですが、骨盤の周囲の筋肉を鍛えることは他にもたくさんのメリットがあります。
”締り”が良くなる
骨盤底筋を鍛えると膣圧が高まり、同時に膣の締りも改善されます。膣圧を数値化する測定器やアプリと連動型のトレーニンググッズが販売されるなど、膣圧アップは年々若い女性にも注目されています。自宅でできるトレーニングで引き締める方法はお手軽ですし、ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)などクリニックでの施術など選択肢も増えてきているのが特徴です。
ボディーラインが整う
骨盤の歪みの原因は骨盤底筋の衰えにも関係しています。適度な筋力を保つことで骨盤が本来の位置に押し戻されることでボディーラインが整いダイエット効果にもつながります。
腰痛や肩こり改善
骨の歪みで腰痛や肩こりを起こしている人にとっては、骨盤の歪みも間接的に意識する必要があります。骨盤底筋を鍛えることで自然と姿勢が整い、慢性的な腰痛・肩こり・膝の傷みなどの改善も期待できます。
ホルモンバランスを整える
子宮を支える骨盤底筋は女性にとってホルモンバランスと密接な関係があると言われています。エストロゲンの供給が減ることで内骨盤筋膜や会陰膜と呼ばれる膜が薄くなり、血行が悪くなるという悪循環を起こしてしまいます。
骨盤底筋を鍛えることは内骨盤筋膜や会陰膜が薄くなってしまうのを物理的に予防し、エストロゲンの供給を潤滑に行うのにも役立つのです。
生理不順やPMS(月経前症候群)の改善
骨盤底の筋力が弱まれば内臓が子宮を圧迫され、その結果子宮や膣の血流が悪くなることでさまざまな女性特有の悩みが引き起こされてしまいます。
慢性的な下腹部の痛み、生理不順やPMS(月経前症候群)、下腹部が重く感じるなどの症状に悩まされている人は骨盤底筋を鍛えて臓器の位置を整えてみるのがオススメです。
まとめ
膣からお湯が漏れる現象は出産の有無や年齢に関係なくどんな世代の女性にも起こりうることです。骨盤の周りの筋肉である『骨盤底筋』を鍛えて膣圧をアップし、女性特有の悩みを予防・改善してみましょう。