メンズエステ店に初めて面接するとなると、「どんな準備が必要?」「どんなことをするか気になる」と心配になる女の子も多いですよね。
今回の記事では、業界初心者・未経験の人に役立つメンズエステの面接から体験入店までの流れや疑問をまとめてみました。
目次
メンズエステの面接前に気をつけることは?
面接前日までに用意するもの
自分の希望するお店の目星が着いたら面接日までに準備するものもあります。
また、お店によっても必要なものは変わってくるので、念のために事前にお店に聞いておくとなお安心ですよ!
身分証明書
メンズエステ店ではお仕事で必要となる道具はお店が準備をしてくれる場合が多いですが、必ず忘れてはいけないものは「顔写真付きの公的身分証明証」です。
● 運転免許証
● パスポート
● マイナンバーカード
● 住基カード
この4つのうちのいずれかであればたいていのお店では入店をさせてもらえます。
ここで注目したいのが、顔つき身分証明証を使って「年齢(生年月日)」「顔写真」「本人の顔」を確認しているという点です。
悪質店でない限り、身分証や個人情報を悪用されることはないため心配はいりません。
また、顔つきの身分証がない場合は「本籍地が記載された住民票」を一緒に提示すると健康保険証などでも採用してもらえますよ!
他にも何か必要なものがないかを面接の予約を取る電話で聞いておきましょう。
メモ&筆記用具
面接後に体験入店をする場合には新人講習も必要となるため、最低限の筆記用具も持っていくのがベストです。
大体のお店では講習をしてくれる講師は女性セラピストが多いため、お仕事に対する疑問や質問を聞きやすいのではないでしょうか。
下着の話や生理の話などはメンズエステには特に関わる疑問や悩みなので、男性スタッフに聞きづらい話は講習のタイミングで女性講師にアドバイスをもらってノートにまとめておきましょう。
メイク直し
メンズエステは普通のマッサージ店よりも身だしなみを意識しているかどうかが面接で見られるポイントです。
店の最寄り駅などに着いたら化粧直しができるようにメイク道具を持参しておくと安心です。
また、そのまま講習や体験入店をする場合には、汗をかいたりメイク崩れを起こすこともあります。
コンパクトなサイズのポーチにメイク直しセットを入れて持参しておきましょう。
面接当日は身だしなみチェック
面接でお店の人に会うとき、自分の第一印象がそのままお客さんに持ってもらえる印象として判断されるためとても重要になってきます。
お店の人や面接官に気に入ってもらえる服装を見極めて当日に備えておく必要があります。
服装
お店が非風俗をコンセプトとした業種のため、派手な服や露出の多すぎる服はあまり好まれない場合があります。
張り切りすぎた服は逆効果なので、清涼感のある服で面接に挑むのがオススメです。
一番わかりやすいたとえで言えば、好きな人とデートに行くときの自分のファッションで挑むと面接官にもいい印象をあたえることができますよ!
髪型
メンズエステは接客業なので、ヘアスタイルなどの身だしなみも面接のポイントのひとつです。
カラーリングしている子はプリンになっていないか、髪の色が派ですぎないか、伸ばしっぱなしの髪ではないかなどをチェクされているので、面接前には美容室でカットやカラーをしておきましょう。
メイク
相手に与える自分の印象を左右するといっても過言ではないのがメイクの仕上がりです。
メンズエステに来るお客さんはどちらかと言うと癒しやリラクゼーションを求めてくる人が多いので服装同様にケバいメイクは好まれない傾向にあります。
もしもその日のうちに体験入店をすることになったら仮のパネル写真を撮ることもあるため、できればナチュラルメイクで男性ウケを狙ってみるのもオススメです。
メンズエステの面接当日にお店に確認すること
メンズエステの面接当日には自分の悩みや疑問点などをしっかりと聞いて確認をしておくことが大切です。
その中でも特によく質問に挙げられる3つのポイントをご紹介します。
給料形態
メンズエステ店は店舗や地域によってお給料の形態が変わるのが特徴です。
そのため、面接の段階で歩合や時給、女の子が支払う雑費、指名やオプションなどを含めたバック率をきちんと説明してもらいましょう。
プレイ内容
メンズエステに似た業種に「風俗エステ」や「回春エステ」があります。
マッサージをメインとしているため求人情報を見ても違いがいまいちよくわからないという女の子も多いのではないでしょうか。
メンズエステが”非風俗”のお仕事なのに対し、この「風俗エステ」や「回春マッサージ」は”風俗店”の一種なので「抜きあり」のサービスがあるなど仕事内容も全然変わってきます。
地域によっては「抜きあり」のお店にもかかわらず「メンズエステ」と認識されていることもあるので、面接当日にはそのお店の仕事内容をしっかり確認しておきましょう。
保証やボーナス、ノルマなどの条件
ネットなどの求人情報を見ていると「保証あり」「ボーナスあり」などの宣伝を行っているお店もありますが、受け取るためには一定の条件を満たさなければいけないなどのお店のルールがあることも。
また、お店によっては当日の欠勤や指名本数などに対してノルマや罰金を取る店舗もあるようです。
自分の売り上げやマイナスにも繋がる部分なので、詳細や条件を確認しておきましょう。
関連記事:メンズエステの保証制度|日給保証・トータル保証とは
関連記事:メンズエステのボーナスや臨時収入について解説!
メンズエステの面接当日にお店に聞かれることは?
自分がお店の人に対して質問をするだけでなく、お店の人も面接当日にあなたに質問を投げかけてきます。
当日になって慌てないように事前に質問される内容をチェックしておきましょう。
メンズエステの経験者・未経験者かどうか
一番に聞かれる部分でもあるのが、メンズエステの仕事をやったことがあるかどうかです。
経験者の女の子の場合はメンズエステ業界のコンセプトや仕事内容などもある程度の知識があるため、あっという間に面接が終わってしまうということも。
ただし、初心者・未経験者だからと面接に不利になるわけではないので、業界未経験の子や数回しか働いたことのないような新人の子であれば「未経験です」と伝えて詳しく話を聞かせてもらいましょう。
メンズエステで働く志望動機と意気込み
メンズエステはゆるい仕事のイメージをもたれやすいですが、志望動機や仕事の意欲はしっかりとチェックされるポイントです。
また、志望理由はシンプルに「稼ぎたい」でも問題ありません。その場合は具体的に「○までに●万円貯めたい」「学費を払いながら働きたい」などの詳細も一言加えてみましょう。
知らない業界で新しい仕事を始める不安な気持ちがあっても、意気込みや熱意を伝えて自分をしっかりPRする事が大切です。
NGプレイ&オプションの有無
メンズエステ店のサービス内容にはマッサージの種類やオプションサービスなどが存在し、
お店によっても少しずつ名称は変わるものの、ディープリンパやパウダーマッサージ、バブルや衣装チェンジなど様々なメニューが準備されています。
お店の人は自分のお店のオプションの説明をしてくれるのですが、同時にそれらのサービスができるかどうかを質問するため、嘘をついたりせずに無理のない範囲のサービスを伝えましょう。
メンズエステの面接でお店を見極めるコツは?詐欺店に注意!
メンズエステはもちろん風俗許可を取っていない健全なお店です。しかし、残念ながら悪質な違法詐欺店は一定数存在するようです。違法店で働いている場合は検挙といった最悪の事態も想定されます。いったい、面接ではどのような点に注意すればいいのでしょうか?この項目では面接時に違法な詐欺点を見極めるコツを伝授します。
男性の紙パンツを置いてないお店
面接時の見極めポイントとして、紙パンツを置いていないお店は要注意です。紙パンツはメンズエステでは必須品で、男性がマッサージを受けるときには着用義務があります。風営法の関係でセラピストの前で男性が全裸になるのはNGだからです。それを知っているはずなのにお店側が紙パンツを用意していないとなると、違法詐欺店の可能性がグンと上がりますよね。
手コキなどのヌキ有りサービスを強要するお店
メンズエステは風俗ではないので手コキなどのヌキのサービスは厳禁です。「舐めない・脱がない・触られない・触らせない」といったキャッチフレーズがありますが、本当はセラピストへのアピールではなく、禁止事項なんですよね。
しかし、集客がないお店はあの手この手でお客さんを引き留めようと、性的サービスを黙認するだけでなく強要するお店も。もし面接時に法に触れるようなサービスを促されるようなら、犯罪に巻き込まれる危険性もあるので即退店を考えたほうがいいでしょう。
キスやフェラなどセクハラ講習を強要するお店
SNSで晒されると一発で炎上してしまうので、店舗を構えるお店のほとんどは健全店化の傾向にあります。講習や研修も、先輩セラピストやプロ講師から教わることがほとんどで女性による講習も市民権を獲得しました。その反面、いまだに店長や店員による自己の欲望を満たすだけのセクハラ講習を強要するお店も。
関連記事:趣味講習って何?セクハラをやっけろ!
メンズエステは風俗ではないのでキスやフェラといったヘルスサービスは完全禁止です。違法詐欺店は、コロコロお店の名前を変えては開業したり潰したりの連続です。もし、そのような面接に遭遇したらすぐに逃げ出して通報するべきです。お店選びはとても重要なので面接前にそういった違法点は排除するように心がけましょう。
メンズエステの面接終了後からデビューまでの流れ
面接が終了し、お仕事内容や条件に問題がないようであれば、デビューに向けて準備がスタートします。
この項目では、面接終了後にどういった流れで「講習~体験入店」と用意を進めていくかを確認していきましょう。
まずは施術する「ルーム」の見学
面接で一通りの説明や質問内容の確認が終わったら、次に行われるのは実際の施術に使われている場所を見るというもの。
お客さんを案内して施術する部屋は「ルーム」と呼ばれていて、マンションタイプなどでは事務所の近くまでルームを見に行くことになります。
ルームに置いてある備品や部屋の使い方などを簡単に説明してもらえるので忘れないようにメモを取っておきましょう。
セラピストさんから新人講習を受ける
面接が終了して体験入店をする場合は、ルーム見学後にそのまま講習を受けることになります。
お店によってはルーム見学から講習までを講師セラピストが教えてくれることがあるため、面接時にはわからなかったことや準備しておいた質問事項を聞いてみましょう。
講習は実際に一通りの仕事の流れに沿って教えてもらえ、実際に女の子がお客さんの役をしてマッサージを受けます。
その後は講師と役を交代して、指導を受けながら一通り最低限の接客と仕事の流れを一緒に確認しながらひとつひとつ覚えていきましょう。
実は、お店によっては人気の講師セラピストの代金を払ってくれる所もあるので、業界でしばらく働きたいという子は人気講師にしっかりとポイントやコツを教えてもらっておきましょう。
メンズエステの業界では、新人さんであれば最低でも8時間の実技講習や研修が必要と言われています。
大体2日ほどに分けて、1日約4時間の講習を受けることになります。
ただし、すでにメンズエステ経験者であればその日から体験入店をすることができるので、パネル撮影に入っても良いように準備だけしておきましょう。
実際にお店のセラピスト体験を開始!
講習や研修が終わったら、いよいよ体験入店をして実際にお客さんを相手にお仕事を行います。
デビュー日からどのくらい体験入店するかもお店と相談して決めることができるので、自分の予定とお店の在籍セラピストの出勤の都合などを調整し、出勤日のスケジュールを決めてもらいます。
基本的には新人さんの都合を優先してもらえるので、必ず出勤出来る日にちを前もって作っておきましょう。
関連記事:メンズエステの体験入店とは?試用期間~本入店までを解説!
面接後は「即入店」しないといけないってホント?
面接も講習も体験入店も無事に終わらせて気になることと言えば、体入中のお給料は貰えるかということや、体験入店が終わってから入店をさせられるのではないかということですよね。
ここでは、体験入店をしたあとによくある疑問をまとめてみました。
面接後の体験入店で貰える収入は即日払い
体験入店日にお客さんを接客したら、その日のうちに手渡しでお給料を貰うことができます。
また、「新人だから」体験入店中だからという理由でバックや時給を下げられるということはありません。
お店の給料形態に従った金額から女の子が支払う雑費を引いたお金がそのまま貰えるため、実際に働いた時の1日のお仕事とお給料の金額を比べやすいのではないでしょうか。
面接時に提示された通りの金額をしっかりと貰うことができ、自分でもお給料の計算ができるため安心です。
面接後はすぐに体験入店しないといけないの?
面接を終えると必ず聞かれるのが「ちなみに…このあとの予定とかってありますか?」というセリフ。
実は、ここで「特にありません」と答えると「講習を受けてみませんか」「体験入店してみませんか」というような話の流れになってしまうため油断は禁物です。
そのまま講習を受けてもいいかなと思う時は問題はありませんが、面接であまり希望していた内容ではなかった時や、後日改めて講習や体入をしたい時には「すいません。予定を入れてあるんです…」と丁寧にお断りをしましょう。
個々で断ったからと言って採用の合否には響きませんし、きちんと帰らせてくれるのであまり心配はいりませんよ!
体験入店したら絶対入店しないといけない?
体験入店の期間が終わると「体験はどうでしたか?」という質問と同時に「次の出勤はどうしますか?」というようなことを必ず聞かれます。
ですが、面接や講習、体験入店をしたからと言って必ずしもそのまま入店しなければ行けないというわけではありません。
本入店をするつもりがない場合にはしっかりと自分の意思を伝えて断り、「お世話になりました」としっかりと挨拶をしてお店を出ましょう。
まとめ
メンズエステのお店では面接から講習、体験入店から入店まではかなり時間がかかり、業界未経験の新人の場合は研修期間などの段階を踏むため少し面倒に感じることもあるかもしれません。
ですが、一度入店してしまうと普通のバイトの時給がばからしく感じるほどの高収入を得ることができるので講習や体験入店を面倒くさがらずに受けてみるのがおすすめです。
お店と自分がマッチングしなかったとしても、丁寧に断ればそのまま入店しなくても大丈夫なので、一度気になる人は面接から体験入店までを希望のお店にお願いしてみましょう。
また、お店選びに困ったときや、体験入店後に本入店を断りづらいとう女の子はぜひRibbonに相談してみてくださいね!