メディアなどでも取り上げられ、もはや高収入アルバイトの一員として欠かせない業種のメンズエステ。でも、メンズエステのアルバイトを探していると必ず当たる「本番行為」という言葉。
メンエスは非風俗なのになんで挿入行為が話題にあがるのか?なんか怪しくない?とちょっとひいてしまいますよね。
この記事では、
- メンエス勤務で本番行為がダメな理由
- メンズエステで本番を要求する客の深層心理
- メンエス勤務で本番要求されやすいセラピストの特徴
といった「メンズエステの本番行為」について、元メンエス嬢が徹底的に切り込む内容になっています!
メンズエステで本番行為に誘われることはある?
まず、メンズエステ勤務において本番行為を誘われることはあるのか?他業種や新人・未経験の方は気になるところですよね!
はっきり言って、とてつもない頻度であります!もう、毎日です。ただし、しつこいお客さんはほんの一部。
だいたいは、「一発ヤラせてよ!」とか「抱いちゃっていい?」とか軽いスキンシップのようなお誘い。ただし極稀に粘着気質のお客さんも・・・。
メンズエステの客層全般については【関連記事:メンズエステの客層とは?!元セラピストがエロ客の対策を徹底解説】でさらに深く説明しています。
メンズエステで本番行為が禁止されている理由
まずはメンズエステで本番行為がなぜ禁止されているのか?についてお話したいと思います。原理がわかっていないとお客さんに「このお店は本番大丈夫!」などヘリクツで誤魔化されてしまうことも。しっかり、確かめておいてくださいね。
本番行為は法律で禁止されているから
まず、初めに本番行為はたとえ風俗届けを出していてもご法度です!「お客さんがお金を支払って姦淫(本番行為のこと)を誘う」のは立派な売春防止法違反にあたります。
「え?ソープは本番行為あるのに?!」との風俗関係者の声も聞こえてきそうですが、ソープはあくまで自由恋愛という形でグレーな営業。
本番行為が認可されている風俗店というのは実は一つも存在しません。
メンズエステは性的サービスは一切禁止されているから
そもそもメンズエステ店は、リラクゼーションサービスのお店で風俗店でさえありません。お客さんが「メンズエステはグレーだ!」と勝手に騒いでいるだけでメンエスは健全な非風俗店です。
言うならば個室を理由にネットカフェや、プライベートジムの女性店員さんに「ヤラせてよ!」といってるようなものです。
その道理は、完全に間違っていますよね?但し、グレーといわれるのにも理由がありメンズエステに違法店が存在するからです。(関連記事:グレーな非風俗メンズエステ|違法な性的サービスは本当にないのか?)
真面目に働いているセラピストからしたらいい迷惑ですよね。メンズエステでは性的サービスは一切禁止されているのでもちろん本番行為もNGです。
メンズエステでハグは危険!本番行為を要求する客の思考とは
いよいよ、本番行為を要求するお客さんの一例を紹介します。経験者は語る…ではないですが悪質なお客さんの手法の一つです!思考法を理解することで、必然的に「あ!このパターンだ!」と危機察知能力も身につくかも。
本番要求レベル1:まずはハグからエスカレートさせる
とりあえず、本番要求してくるお客さんは基本的には悪魔の皮を被った天使です。「うわ!可愛い!」「タイプすぎる!」など褒め言葉の連続。
メンズエステ店で働くと無言のお客さんや、高圧的なお客さんも中にはいるのでついつい気を許してしまいそうになるくらい優しいのが定番です。
ただし、優しさの裏にはしっかり欲望が隠されていて「手が綺麗!」「足細い!」など必要以上にスキンシップや距離感の近さが特徴的。
「ちょっとだけ抱きついていい?」などハグの要求は危険サイン。「まあ、高い料金払っているしそれくらいなら…」といった少し簡単な許可を与えるとエスカレートしていくことが。
本番要求レベル2:キスまでいくと後に引けなくなる?!と考えている
まず、本番要求のお客さんがつかっている話法はイエスセット法と呼ばれる心理術です。原理を説明するといきなり「本番させて!」といったら「はっ、無理!」となりますよね。
ただ、小さなことから階段を上るようなイメージで「Yes」を積み上げていくと、人間は不思議と断りづらくなるといわれています。
例えば、「キスさせてよ!」といきなり言われると、イケメンでもちょっとヒキますよね。
でも、褒められて、スキンシップして、何度もハグしていると…相手次第ではちょっと怪しくなってしまうことも…わからなくもないですよね?
キスまでしてしまうと、何度もキスを求められ…といったことにもなりかねません。本番行為までいかなくても「キス」もすでにメンズエステ店ではNG行為。
「YES」を重ねてしまうと気が弱い人は本当に断りづらくなるので「キス」レベルでもきちんと「NO!」を貫くように心がけるのがいいかもしれません。(関連記事:メンズエステでキスを拒否する方法!上手な断り方を覚えよう!)
本番要求レベルMAX:本番に応じるとネットで吊るしあげられることも
「本番したら本指名になってくれるかも」「イケメンだし本番してもまあいいか」など、あまりにお客さんがしつこいと本番行為に応じてしまうセラピストの噂もきいたことがあります。(幸い働いていた店舗ではありません。)
本番行為はお客さんにとっては一つの勲章です。ネット掲示板などで「〇〇チャンと本番成功!」といった吊し上げを受けることもあります。そうなると、
- 本番を要求するお客さんが爆発的に増加する
- 他のセラピストにも「〇〇ちゃんはココまでやらしてくれた」と迫る
- キャスト内で苦情が募ると店をクビになる危険性も
など百害あって一利なしの状態に陥ることも考えられます「メンズエステはお仕事できている!」という強い意識を持って断ることが大切です。
メンズエステで本番行為を要求されやすいセラピストの特徴
お客さんは誰も彼もに「本番行為」を要求するわけではありません。中には「タダでたれたらラッキー!」の気持ちで声がけしてくる人もこともいますが、そんな言葉に乗るわけもなく子供をあやすように「ダーメ!」と一蹴。
本当に怖いのは優しい皮を被った悪魔おじさんではないでしょうか。彼らがターゲットにしているセラピストの特徴を暴露したいと思います!
メンエス勤務が新人・未経験のセラピスト
メンエス勤務の新人期間ってぶっちゃけあたふたして何が何やらサッパリです。もみほぐしやマッサージから、お仕事内容(関連記事:メンズエステの仕事内容とは)で頭がパンパン。そんな、新人未経験は本番要求のターゲットにされやすいです。
- 「え?みんな本番やってるよ?」といった同調圧力
- 「+10000円でいい?」と裏オプションがあるような素振り
- 本指名客を取ったほうが稼げるよ!といった詭弁
色んな角度から責めてきます。もちろん安心して下さい!本番行為はみんなやっていません!
あまりにもしつこいようなら、「ちょっとわからないのでボーイさんに確認してみますね!」などとぼけて場を誤魔化しましょう。
物腰柔らかな弱気のセラピスト
物腰柔らかなおっとりタイプのセラピストも本番要求おじさんの絶好のターゲット。言葉巧みに誘おうとあの手この手で断れない空気を作り上げていきます。
弱気なタイプを分析すると、「突然起きる出来事に弱い」という共通点があるということを知っていましたか?
メンズエステで本番要求してくるお客さんの最終ゴールはもちろん本番行為にあります。
本番行為に至るまでに、
- 会話で褒めてくる
- スキンシップを求める
- ハグやキスで距離を縮める
といったルートをほぼほぼ辿ってエスカレートしていきます。ということは全てのルートをあらかじめ想定して「NO!」と断る練習をしておくと、突然の出来事は想定内の出来事に置き換わりますよね。
もし、本当に断れない状況とかんじたら店員さんに連絡して助けを求めることもできます。
また、断りづらいようなら店員さんが常駐しているタイプの店舗型で働くのがおすすめ。(関連記事:メンズエステの種類|店舗型・派遣型・マンション型のどこで働く?)
気が弱いあなたは、準備を万端にして業界に慣れることを優先的に考えることがなにより大切かもしれません!(経験者談)
メンエスは「本番行為」を助長しないお店選びを!
ここまでは、セラピストとお客さんにまつわる内容でした。毎度毎度、「やらせてよ!」といわれる度にお店にコールをかけていたらさすがにスタッフも嫌な顔するかもしれないですから、それを避けるためのお仕事前の心得のようなもの。
ただし、全てはイザとなったときにスタッフが助けてくれるという信頼があるからこそですよね。でもそのメンズエステは本当にあなたの味方ですか?
残念ながら、本番行為を助長させるような作っては潰してを繰り返している違法すれすれのメンエス店は存在します。
まずは、あなたが納得できるお店選びからはじめるのが重要です。
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